NECディスプレイソリューションズは26日、1,920×1,080ドット(フルHD)に対応したDLPプロジェクタ「NP-M402HJD」を発表した。9月1日より発売する。価格はオープン。

NP-M402HJD

1,920×1,080ドット(フルHD)解像度に対応したDLPプロジェクタ。スタンバイ時の消費電力を0.2Wに設定でき、消費電力を抑えるため複数のエコモードを実装。「オートエコ」では、投写する映像にあわせて明るさを自動調整する。外光センサーも搭載しているので、周囲の明るさに合わせて画面の明るさも自動で調整する。「エコ1」と「エコ2」では、ランプ出力を抑えて消費電力を削減。これらのモードで削減した消費電力は、カーボンメータによりCO2排出削減量に換算して積算表示される。

スタンバイ状態から電源を入れると約11秒で接続したPCなどの映像を投写できる「クイックスタート機能」を搭載。そのほかにも、AC電源が供給されると自動で電源がオンになる「ダイレクトパワーオン」、スタンバイ状態の時に映像信号が入力されると電源がオンになる「オートパワーオン」、信号入力がないと電源をオフにする「オートパワーオフ」といった機能も備える。

主な仕様は、投写方式が単板DLP方式、最大表示解像度が1,920×1,200ドット、明るさが4,000ルーメン、コントラスト比が10,000:1、液晶パネルサイズが0.65型、光源が270W、画面サイズが30~300型、投写距離が0.74~14.08m。

本体の上下方向の傾きを検知して、±30度の範囲で画面の台形歪みを自動補正する機能も搭載。左右方向の歪みは±25度までマニュアルで補正できる。

映像入力インタフェースはHDMI×2、D-sub×1、コンポジットビデオ×1。映像出力インタフェースはD-sub×1。10BASE-T100BASE-TX対応有線LANポート×1、USB Aポート×2(内1基は無線LAN用) / USB Bポート×1、20Wのスピーカーを装備する。投射レンズは、明るさがF2.4~F3.2、焦点距離が18~30.6mm、ズームが約1.7倍でズームとフォーカスは手動。本体サイズはW368×D286×H98mm、重量は約3.7kg。