8月19日にスタートしたNHK総合テレビで放送中の連続ドラマ「聖女」。その第2話が26日、22:00から放送される。
同ドラマでは、NHK連続ドラマ初主演となる広末涼子が初の“悪女”役に挑戦している。広末が演じるのは、連続殺人事件の容疑者として逮捕される肘井基子という美しくもミステリアスな女性。基子は自称美術コーディネーターを名乗るが、実際は資金援助をする男と付き合うことで生計を立てる、独特の恋愛観を持った女性だった。そして基子に関わる連続殺人事件が起こる……。逮捕された基子を見た若手弁護士の中村晴樹(永山絢斗)は、かつて恋心を抱いていたにも関わらず、10年前に突然自分の目の前から姿を消してしまった家庭教師・緒沢まりあと基子がそっくりであることに驚くが、同一人物だとはどうしても思えないでいた。
第2話では、拘留中の基子と晴樹が2人きりで対面。それまで事件について弁護団に何も話さなかった基子だったが、晴樹に対して初めて口を開く。基子は、自身が緒沢まりあと名乗っていたことを打ち明け、10年前に晴樹の前から突然姿を消したことを謝りながらも、殺人は絶対に犯していないと訴える。晴樹は所長の前原(岸部一徳)に基子が自分の家庭教師だったことを告げ、担当弁護士に加えてもらうことになる。
果たして、「彼女は本当に殺人を犯したのか?」「彼女の本当の姿は聖女なのか?悪女なのか?」という点がこのラブ・サスペンスの見どころであるが、それらの真相を握る基子の告白シーンが2話最大の山場となっている。
なお、同ドラマの脚本は大森美香。広末や永山をはじめ、岸部、蓮佛美沙子、青柳翔、田畑智子、田中要次らが出演する。第2話は8月26日22:00~22:48まで放送予定となっている。