東芝は8月26日、Ni-MH(ニッケル水素)充電池「充電式IMPULSE」を発表した。単3形と単4形それぞれに高容量タイプ、スタンダードタイプ、ライトタイプの3種類ずつをラインアップする。発売は9月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は、高容量タイプの2本パックが1,000円前後、4本パックが1,800円前後、スタンダードタイプの2本パックが900円前後、4本パックが1,500円前後、ライトタイプの2本パックが600円前後となっている。

「充電式IMPULSE」

新製品はいずれも、低自己放電タイプのNi-MH充電池。同社では、フル充電後1年が経過しても75%以上の容量を維持するNi-MH充電池を低自己放電タイプとしているが、高容量タイプとライトタイプは85%以上、スタンダードタイプでは90%以上の容量を維持する。繰り返し充放電回数は、高容量タイプが約500回、スタンダードタイプは約2,100回、ライトタイプは約5,000回となっている。

それぞれの容量は、単3形の高容量タイプが2,450mAh、スタンダードタイプが1,900mAh、ライトタイプが950mAh、単4形の高容量タイプが900mAh、スタンダードタイプが750mAh、ライトタイプが550mAhだ。

また、東芝では、新充電式IMPULSE用に、充電器3製品「TNHC-34HBC」「TNHC-34SMC」「TNHC-34SC」も同時発売する。TNHC-34HBCとTNHC-34SMCは単3形・単4形のNi-MH充電地を1~4本同時に充電できる急速充電器。TNHC-34SCは単3形・単4形のNi-MH充電地を1~2本同時に充電できる充電器だ。

TNHC-34HBCとTNHC-34SMCは単品で発売される。価格はオープンで、推定市場価格は、TNHC-34HBCが2,400円前後で、TNHC-34SMCが1,900円前後。TNHC-34SCはNi-MH充電地とのセットでのみ発売される予定だ。単3形ライトタイプのNi-MH充電池2本とのセットで、推定市場価格は1,300円前後(いずれも税別)。