原作・貴家悠氏、作画・橘賢一氏の漫画『テラフォーマーズ』が今秋からTVアニメの放送スタート、そしてオリジナルアニメDVD付の最新コミックス10巻が発売されたことを記念して、東京・JR山手線の渋谷駅外回りホームにて広告キャンペーンが8月25日よりスタートしている。

東京・JR山手線の渋谷駅外回りホームにて8月25日~31日まで掲出

本キャンペーンは、JR山手線渋谷駅外回りホームに『テラフォーマーズ』に登場する「あいつら=ゴキブリ」をはじめとする、絶滅危惧種などの生物(20種類)の超高精細写真が、全長20メートルにわたって展示されている。開催期間は8月25日~31日まで。

ポスターに使われている生物(古代種オオミノガ・スズメバチ・希少種バクダンオオアリ・タスマニアンキングクラブ・デンキウナギ・モンハナシャコ・スカンクなど)の撮影は、Phase One(フェーズワン)の超高解像度カメラ「IQ180(8000万画素)」が使用され、ライティングは小さいモチーフに適したbroncolor(ブロンカラー)のフィブロライトを使用。27時間かけて撮影された写真は、これまでにない圧倒的なリアリティを持った仕上がりに。また、高級紙(ミセスB)を用いて印刷することで、通常のマンガ広告ではありえないクオリティと生々しい迫力を生み出している。

広告には人気キャラクターの膝丸燈、小町小吉、ミッシェル・K・デイヴス、シルヴェスターアシモフ、アドルフラインハルト、柳瀬川八重子が登場し、各キャラクターの能力・性格・生きざまを表現したキャッチコピーが添えられている。このキャッチコピーは、今回の広告のために新たに書き起こされたもの。実際に山手線渋谷駅外回りホームには、インパクトあるビジュアルに多くの通行人が足を止め、写真撮影している姿が見受けられた。

『テラフォーマーズ』は、漫画誌『週刊ヤングジャンプ』にて連載中。26世紀、火星を人間が住めるように改良するために放たれていたゴキブリが、人間大の大きさにまで異常進化してしまう―ー高い知能と巨体を持つゴキブリ「テラフォーマー」を駆除するために、特殊な手術を施され虫や動物の力を得た人類との戦いを描くSFバトルコミック。コミックス(1~10巻)は累計825万部を突破。2013年版『このマンガがすごい!』では「オトコ編」で1位に、「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」で2位を獲得している。今秋よりTVアニメが放送スタートする。

(C)貴家悠・橘賢一/集英社