JALグループは8月25日に、奄美群島航空・航路運賃軽減協議会(以下、協議会)が新たに実施する「奄美群島交流需要喚起対策特別事業」(以下、特別事業)により、東京(羽田)・大阪(伊丹)・福岡-奄美大島線をはじめとした本州・九州と奄美群島を結ぶ一部路線について、「特便割引」「先得割引」などを値下げすることを発表した。
運賃値下げに続いて割引率もアップ
鹿児島県奄美群島(喜界島、奄美大島、徳之島、沖永良部、与論)に関して、同グループは現在、15路線約30便(日や時期により増減あり)を運航しており、7月19日搭乗分からは、協議会が実施する「奄美群島航空運賃軽減事業」によって鹿児島県内路線の運賃値下げを実施している。
特別事業による運賃値下げの期間は10月26日~2015年3月28日搭乗分で、対象路線は東京(羽田)・大阪(伊丹)・福岡-奄美大島線、鹿児島-喜界島・徳之島・沖永良部・与論線。 対象運賃は「特便割引7」「先得割引」「スーパー先得」で、「先得割引」の場合は東京(羽田)-奄美大島線は片道1万7,300円(45日前予約、通常期割引率は67%)、大阪(伊丹)-奄美大島線は片道1万4,200円(45日前予約、通常期割引率は65%)などとなる。
なお、東京(成田)と奄美大島を結ぶ路線としては、ANAが100%出資しているLCCのバニラエアが、片道運賃5,500円から1日1往復で運行している。