Samsungの英国法人は22日、同社製のAndroidスマートフォン「GALAXY S5」の防水性能をアピールするため、「ICE Bucket Challenge」に挑戦した動画を、YouTubeの公式チャンネルにて公開した。チャレンジ後は、防水に対応していない「iPhone 5s」(Apple製)などを3機種を「指名」している。
Samsung Galaxy S5 ALS Ice Bucket Challenge |
「ICE Bucket Challenge」は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者支援を目的とした、米国発のチャリティキャンペーン。指名を受けた人は、頭から氷水を被るか、ALS Associationに100ドル寄付するか選択する。これまで米Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOや、米Microsoft創業者のビル・ゲイツ氏などが挑戦している。日本国内でも、ソフトバンクの創業者孫正義氏や、京都大学教授の山中伸弥氏などが挑戦し、世界的な広がりを見せている。また、挑戦をクリアした人は、次の挑戦者として3名を「指名」することができる。
Samsungが公開した動画は、そうした「ICE Bucket Challenge」を模したもので、「GALAXY S5」の防水性能をアピールすることを狙いとしている。「GALAXY S5」が「指名」したのは、「iPhone 5s」、「HTC One 8M」(HTC製)、「Lumia 930」(Nokia製)といずれも防水に対応していないスマートフォン。同動画のコメント欄には、チャリティ運動を宣伝に利用していることに対し否定的なコメントも多く寄せられている。