KDDIはこのほど、20代~40代の既婚男女500名を対象に実施した「既婚男女の"へそくり"に関する意識・実態調査」の結果を明らかにした。調査期間は7月23日~24日。
同調査においての「へそくり」とは、配偶者、家族に内訳・使用実態やその存在を明かしていないお金のこと。今までに、"へそくり"の経験があるか聞くと、48%があると回答した。男女別で見ると、全年代で男性よりも女性の方がへそくり経験者が多い。最もへそくり経験が多い世代は30代女性で、63%が「へそくりしている」と回答した。
へそくりをする理由について尋ねたところ、「自分のお小遣いのため(自由に使えるお金がほしいため)」(54%)が最も多かった。2位は「もしものときの備えのため」(42%)、3位は「結婚したため」(29%)となっている。
実際にどのような形で"へそくり"をしているか調べたところ、1位は「銀行預金(普通預金)」(57%)、2位は「現金」(54%)、3位は「銀行口座(定期預金)」(28%)だった。定番の方法が並んでいるが、「電子マネー(交通系、流通系、通信系など)」はへそくりに向いていると思いますか?」と尋ねたところ、91%が「向いている」と回答している。
へそくりが配偶者や家族などに発見された経験があるか尋ねると、全体の28%が「ある」と回答した。最もうまく隠しているのは30代女性で、見つかってしまったことがある人は16%だった。