24日から公演される舞台『VAMP~魔性のダンサー ローラ・モンテス~』の公開ゲネプロが23日、東京・六本木のEX THEATER ROPPONGIで行われ、主演の黒木メイサをはじめ、中川晃教、水田航生、新納慎也、中河内雅貴、早乙女太一、橋本さとし、演出の岸谷五朗が出席した。
19世紀最もスキャンダラスな美貌のダンサーにして女優で、数々の著名な男たちの愛人となり浮き名を流したローラ・モンテスの数奇な人生を黒木メイサが演じる同舞台。演出を手掛けるのは俳優としても活躍している岸谷五朗、共演者にはベテランの橋本さとしや中川晃教、若手実力派の水田航生や中河内雅紀、そして友情出演に早乙女太一が出演するなど、豪華なキャスト陣が勢揃いする。
公演を前日に控えたこの日は、報道陣向けの公開ゲネプロと記者会見を実施。主人公のローラ・モンテスを演じる主演の黒木メイサは「ローラは出会う男性によって魔性っぷりや表現が変わっていきます。ダンスもタップダンスやフラメンコがあったりする中で、ハーネスのないフライングアクションがあり、それが体力的にも最初は大変でしたが良い感じになっています」とアピール。同舞台は女性が黒木一人だが、周囲の男性陣に対して「それぞれ個性の強い方たちとお芝居をさせてもらっています。皆さんのお芝居に引っ張られてローラの色んな表情を出していきたいですね」と語った。
そんな黒木について、ルートヴィッヒ1世役の橋本さとしは「ファンシーな靴下を履いていて、親父みたいな靴下にギャップ萌えという感じですよ。それを見た瞬間に魔性だと思いましたね」と黒木の魔性っぷりを明かせば、アレクサンドル・デュマ役の新納慎也は「日々LINEで変なスタンプを押してきて僕を悩ませるんですけど、昨日はとうとう変な下ネタを送ってきて僕を悩ませます」と暴露して笑わせていた。舞台『VAMP~魔性のダンサー ローラ・モンテス~』は、8月24日~9月8日(9月1日は休演)に東京・六本木 EX THEATER ROPPONGIで公演される。