コクヨS&Tは21日、専用ペンで紙の専用ノートに書いた文字や図表をデータ化・アップロードできるデジタルノート「CamiApp S」を9月5日より発売することを発表した。「メモパッドタイプ」と「ノートブックタイプ」の2モデルを用意し、価格はオープン。
「CamiApp S」は、専用ペンで専用ノートに書いた文字や図表を、データ化・アップロードできるデジタルノート。ノートカバーに内蔵されたセンサーによって、専用ペンの動きを認識し、専用ノートの所定の場所にチェックを入れると、手書きデータをスマートフォンやタブレット端末に取得することができる。取得されたデータは、スマートフォン・タブレット端末向けの専用アプリを経由することで、「Google ドライブ」や「Evernote」、「Dropbox」など各種クラウドサービスへの自動アップロードも可能となっている。
また、取り込まれた手書きデータは、「文字認識機能」により自動でテキスト化され、検索に活用することが可能。専用ノートは、「横罫」、「方眼罫」、「打合せ記録」と3種類が用意される。「打合せ記録」ノートでは、手書きで指定した日時で「Google カレンダー」上に貼り付けることもできる。
「CamiApp S」の主な仕様は次の通り。対応OSは、Android 4.0以上、iOS 7以上。Android向けモデルは、NFC、Bluetooth 2.1に対応する。iOS版は、Bluetooth 4.0に対応しNFCには対応しない。連続筆記時間は約4時間。充電はmicroUSBによって行う。「ノートブックタイプ」のサイズ/重量は、幅約179mm×高さ約258mm×厚さ約38mm/約730g(閉じた状態、ノート含む)。「メモパッドタイプ」のサイズ/重量は、幅約186mm×高さ約243mm×厚さ約17mm/約460g(メモパッド含む)。
専用ノートは、「横罫」、「方眼罫」、「打合せ記録」それぞれA5サイズ。「ノートブックタイプ」向けの専用ノートは、枚数40枚(80ページ)で税別280円。「メモパッドタイプ」向け専用ノートは、枚数50枚(50ページ)で税別460円。
専用ペンのサイズは、直径約13mm×長さ約158mm。電池は不要で価格はオープン。専用ペン用替芯は、ボール径が約0.7mmで税別80円となっている。
専用アプリは、Google Play、App Storeより無料でダウンロードできる。
(記事提供: AndroWire編集部)