パパラッチからだけでなくさまざまな訴訟問題が立て続けに起こっているジャスティン・ビーバー (C)BANG Media International

カナダ出身のポップス・R&Bシンガーのジャスティン・ビーバーが、またしてもパパラッチから訴えられていることが明らかになった。

パパラッチのアヤ・オックスマン氏が、昨年11月にハワイのカウアイ島のビーチでジャスティンを無断で撮影した際、ジャスティンのボディーガードは、オックスマン氏のカメラからメモリーカードを奪うためなら「必要であればなんでもしていい」とジャスティンから命じられ、カメラを破壊したという。

TMZが入手した裁判所文書によると、オックスマン氏は、ジャスティンのボディーガードから首をつかまれた状態で持ち上げられた後、車のボンネットに投げつけられ、ジャスティンが「追いやるのを楽しんでいた」と主張している。オックスマン氏はさらに、自身が崖から水に飛び込むジャスティンの姿を写真に収めた後、ジャスティンがボディーガードに対し「メモリーカードを取りに行ってよ。カードを取るためなら何でもしていい」と伝え、ボディーガードがカメラとメモリーカードを奪った後、ジャスティンも加わってカメラを破壊したと訴えている。

ジャスティンは、3カ月前にも同じようにパパラッチから訴えられている。マニュエル・ムノズ氏は、1月にマイアミ・ビーチにあるSETナイトクラブを立ち去るジャスティンの写真を撮っていたところ、ジャスティンのボディーガードのドウェイン・パターソン氏から近くのサブウェイまで追いかけられたと主張。ジャスティンが飲酒運転で警察に止められたわずか数時間後のこの出来事についてムノズ氏は、パターソン氏はサブウェイの入り口に鍵をかけ、トイレまで追いつめられた挙句、写真の削除を要求される。その記録を、無理矢理削除しようとして殴る蹴るの暴行を加え、その過程の中でカメラを壊されたという。

また他の件では、ジャスティンが昨年6月にマイアミのレコーディングスタジオの外で、ボディーガードのヒューゴ・ヘスニー氏にジェフリー・ビニオン氏の首を絞めさせ、ビニオン氏のカメラ機材を盗ませたことで告訴されており、新たな供述録取に応じるという。

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