城山博文堂はこのほど、「ねこのはんこ・ニャン鑑」を発売した。

「ねこのはんこ・ニャン鑑」が発売

日本初の、名前の一部が猫になっている印鑑

同商品は、名前の一部が猫になっている、日本初となる印鑑。文字の一部を、それに見合ったポーズをした猫に置き換え、自然な形で名前と猫が共存するようにデザインしている。

デザイン製作の過程は、まず名前の一部分を抜き出してみて、猫のポーズの1つとして成立するかを考える。いくつかの案を考えたのち、最良と思えるものをユーザーに提示、確認の後、実際のデザイン作業に移る。そのほか、ユーザーから送付された猫のポーズ(写真)やデザイン案からも製作可能となっている。実際のデザイン案については、Webにて確認できる。

文字の一部が猫のポーズになっている

商品内容・仕様は、「認印として(宅配の受け取りや回覧印など)」「銀行印として(印鑑タイプであれば、殆どの銀行で登録可能)」となる。印鑑登録(実印)の可否については「印鑑条例」により「名前以外の情報(マークなど)があってはいけない」というものがあるため、一見それとわからない程度のデザインであれば、登録の可能性があると考えているという。

価格(税込)は、「浸透印タイプ」(シヤチハタ社製・9ミリ丸~)が3,950円~。「印鑑タイプ」(本柘製など・12ミリ丸~)は5,120円~。納期は、デザインに約1週間、校正後加工に10日~2週間。販売は、Webサイト「おもしろMY印鑑」のネット通販にて。

なお他の動物でのデザインは、「犬の場合、犬種ごとの描き分けが困難と思われる」「丸い形の動物(熊、象、魚など)の場合、ポーズに制限があり文字として成立しない」ことから、今回は見送っている。ただしリクエストがあった場合には、内容の検討後、可能であればデザインするとしている。