東芝ライフスタイルは21日、新製品および新CM発表会を開催した。このたびイメージキャラクターに起用された俳優の大泉洋さん、女優の優香さんをゲストに迎え、ロボットクリーナー「TORNEO ROBO」「マジックドラム」採用のドラム式洗濯乾燥機冷凍冷蔵庫「マジック大容量」の新製品群を紹介した。

今回発表された新製品の1つ「TORNEO ROBO」

イメージキャラクターの優香さん(左)と大泉洋さん(右)

製品の先にあるライフスタイルまで提供したい

まずはじめに東芝ライフスタイル 取締役社長 石渡敏郎氏が登壇。今回の新製品への思いや、今後の戦略について説明した。日本初の冷蔵庫、洗濯機、掃除機を世に送り出した実績を持つ東芝が目指すのは、新しいライフスタイルの提供だという。より豊かで便利な社会を創造していくために、2014年は「新しいモノ。新しいこと。by "lifenology"」を生活家電製品の一貫したテーマとして掲げている。

「製品のその先にある、新しいライフスタイルを提供していきたい」と述べる石渡社長

先進的なモノづくりを行い、ライフスタイルを変革していく

今回発表したのはロボットクリーナー、ドラム式洗濯乾燥機、冷凍冷蔵庫の3ジャンルにわたる新製品群だ。ロボットクリーナー「TORNEO ROBO」は、掃除を安心して任せられるロボットクリーナーだという。すみずみまで部屋を掃除できるシステムを搭載しているほか、ゴミ捨てまで自動で行う「ダストステーション」方式を採用。ダストステーションによって、ゴミ捨ての頻度を月に1度にまで減らした(同社試験基準による)。

充電器の役割も兼ねるダストステーションが、ロボットのダストボックスにたまったゴミを吸引

ロボット本体のサイドにはカメラを搭載

ドラム式洗濯乾燥機は、汚れの付かない「マジックドラム」を採用した新モデル。ドラム式の弱点として、泥汚れなどの固形汚れが落ちにくいということが挙げられるが、新モデルは「もみ洗いボード」を洗濯槽底面に搭載することで洗浄力を向上させた。冷凍冷蔵庫は、外壁の薄型化によって大容量を実現。冷蔵庫の容量を気にせずにまとめ買いできるよう配慮したという。

脱水時でも「ほんとに動いてる? 」と確認したくなるほど静かなドラム式洗濯乾燥機

10年前のモデル(左)と本体幅は同じだが、容積が142L増えた冷凍冷蔵庫(右)。真ん中の食材は142L分ある

開発に2年かかったロボットクリーナー

そして、イメージキャラクターを務める大泉さんと優香さんが登場。今回、2人は夫婦役としてCMに出演する。

「東芝のイメージキャラクターになるために生まれてきた」と述べて会場を和ませた大泉さん(右)と、「東芝さんの名前をきちんと背負っていきたい」と述べた優香さん(左)

石渡氏もまじえて製品の紹介を行った

TORNEO ROBOについてのコメントを求められると、石渡氏は「東芝の技術の結晶」と答えた。何でも、製品の開発には2年の歳月がかかったという。もともとサイクロンクリーナー「TORNEO V」を発売している同社。サイクロンクリーナーのメーカーが開発したロボットクリーナーだということをアピールするために、今回の製品には「TORNEO」の名を冠した。

ユーモアあふれる動きで「TORNEO ROBO」の動きを再現する大泉さん

ワンタッチオープン機能をCM撮影中に偶然発見したという優香さん

冷凍冷蔵庫について、大泉さんは「北海道のお土産をついつい買いすぎちゃって、帰ってくると『こんなに入らない! 』と怒られることもあるんですよ。こんな大容量なら気にせずに買い物できますね」と述べた。優香さんは撮影中に偶然、扉のワンタッチオープン機能を発見したという。「発見したときはビックリしました。手がふさがっていても、これなら便利ですよね」とコメントした。続いて行った「マジックドラム」の実力検証は下記の写真を参照していただきたい。

大泉さんが油性ペンで相合傘を描く。右傘には「よう」、左傘には「ゆうか」の文字が

優香さんが水をかけて相合傘を洗い流す。残念ながら(?)相合傘はするすると水に流れていってしまった

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