前回の記事では、初デートで男性が「コイツにはおごりたくない!」と思う女性の特徴として、「男性が伝票を持った瞬間『ごちそうさま』と告げる」「デート中楽しそうではないそぶりを見せる」「デート中に何らかの理由でアナタが本命ではなくなったから」という3つを挙げました。他にもまだ男性がおごりたくないと思う女性の特徴があります。
■次回のデートに高額なプランを提案する
初デート時に次回の約束をしてしまえば、「次はいつ会えるんだろう」と不安な気持ちになることは防げます。だからといって「◯◯レストランの◯◯コース」など、高額なプランを女性側から提案すると、男性の気持ちが萎えることは必然。
初デートで自分がおごったことで、おごられることが当然の女性だと判断し、自分を財布のように扱っているその心持ちに嫌気が差すのです。このパターンは、初デートで「"二度と"コイツにはおごりたくない!」と思われてしまうパターン。
実際に、見た目も性格も好みだったのに、毎回提案されるプランが財布に大打撃をくらってしまったため、女性から撤退した男性を筆者は知っています。「費用は自分が出したい」という男性とデートをする際は、相手の経済事情を考慮するのが最低限のマナーです。
■お茶代や安価なチケット代など安い支払いに対してお礼を言わない
「ありがとう」と伝えることをつい忘れがちな、お茶代やチケット代などの安価な支払い。金銭の貸し借りで借りた側より貸した側のほうが詳細を覚えていることと同様、お礼を言わない事実は費用を負担した男性側のほうがよく覚えているものです。
もし反対の立場で女性であるアナタ自身が費用を負担したときにお礼を言われなかったら、どう思うでしょうか。少し不信感がわくこともあるのでは? それは男性も同じ、ということです。
■男性が選んだ店を批判する
こういう書き方をすると、「そんなことをする女性はいない」と思うかもしれませんが、「前に◯◯って店で食べた同じメニューもおいしかった」という言葉も、男性には立派な批判に聞こえます。
自分が念入りに選んだ店と、偶然入った店の味を同列にされることで、男性のプライドが傷つくからです。もし他の店の味を思い出したとしても、その場では笑顔で「おいしい」と感想を告げるにとどめましょう。
以上、男性の「俺が出す!」という気概を奪う言動を紹介しました。この意気込みを奪ってしまったら次はないので、くれぐれも注意してくださいね。
※写真と本文は関係ありません
著者プロフィール
内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。1800人以上の人物取材の経験で磨かれた鋭い洞察力が武器。事務、販売、接客など数多くの職業を経験後、2004年にフリーライターとして活動開始。男性誌で約3年以上、恋愛やセックス特集を担当。ライター活動中に取得した心理カウンセラーになるために学ぶ必須項目の心理学と取材データを元に、処女作の「恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80」(講談社)を上梓。「恋愛コラムニスト内埜さくらのブログ」も更新中。無料恋愛相談も実施中(休止中の時期もあるため事前に必ずブログを参照のこと)。