首都圏を中心に急増しているという日本のプロ野球球団「広島東洋カープ」を応援する"カープ女子"を題材にした、球団承認の写真集『カープガール』(マイナビ)が、8月29日に発売される。価格は1,534円(税込)。
2014年に雑誌『日経MJ』(日本経済新聞社)公表のヒット商品番付でも取り上げられるなど、日本球界の中で今最も注目を集めている広島東洋カープ。そこからカープを熱烈応援する女性として「カープ女子」が生まれ、首都圏を中心に急増していることから、その知名度は一気に全国区となった。本書は、2010年からカープ応援ブログ「Carp Girl Carp」を立ち上げてカープガールを撮り続けてきた、日本ツインテール協会副会長の正司慎一郎氏が手がけたもので、144ページにわたって「カープ女子」を撮り下ろしている。
女性に対しては「野球に興味を持つきっかけを作れたら」、男性に対しては「かわいい女の子の写真を通して、球団を応援する気持ちを盛り上げたい」をコンセプトとした本書は、誰もがそれぞれのカープライフを楽しむきっかけとして制作。「広島東洋カープ」の承認を受けたオフィシャルブックとして出版される。さらに、扉ページの挿絵は、独自のタッチで女子中高生から圧倒的な支持を集め、SNSで19万人以上のフォロワーを持つ徳田有希氏が担当している。
2010年にカープ応援ブログ「Carp Girl Carp」を立ち上げ、カープが試合に勝つごとにユニフォームやグッズをまとった「勝ち子」の写真をブログにアップしていきながら、じわじわとカープファンを増やしていった正司氏は、本書について「はじめは"まえけん"も知らない女の子もいました。けれどカープガールの撮影で彼のことを知り、いつのまにか前田健太投手の活躍をチェックしていたりする。今までチャンネルを飛ばしていた野球ニュースに目を留めるようになり、"梵"の読み方を覚えていたりする」と前置きしながら、「ほんのちいさなことですが、女の子が野球というスポーツを見直したり、地元愛に気づいたりするのです」とコメントを寄せている。
『カープガール』には、田中里奈、水野りさ、木野園子、新部宏美といったモデルや、ツインテール協会プロデュースのアイドル「drop」のメンバーなど、さまざまな"カープ女子"が集結。カープグッズを着こなす美少女が"カープガール"のライフスタイルをレクチャーする「CARP-girl-CARP」、カープ好きの女の子たちが実際にグラウンドで野球をする様子を撮影した「カープガール選抜 選手名鑑」などをはじめ、カープガール対談やはじめて「マツダスタジアム」を訪れた女の子の応援ドキュメント「はじめてのマツダ スタジアム」などが、収録されている。