エルザジャパンは21日、PCoIP(PC-over-IP)専用プロセッサを搭載した液晶一体型ゼロクライアント「VIXEL LDZ」シリーズを発表した。ラインナップは19.5型「LDZ190」と23.6型「LDZ230」の2モデル。9月19日より販売を開始する。価格はオープン。
「VIXEL LDZ」シリーズでは、高速な画面転送プロトコル「PCoIP」をサポート。PCoIP専用プロセッサとして、「TERA2321」を採用する。PCoIPホストカード(VIXEL H250、H400)を使ったリモートワークステーションのクライアントに加え、仮想デスクトップのクライアント、DaaSサービスのクライアントとしても利用できる。
23.6型「LDZ230」の主な仕様は、液晶パネルが23.6型ワイドのVA方式(ノングレア)、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が水平178度/垂直178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が3,000:1、応答速度が10ms。映像入力インタフェースはD-sub×1、映像出力インタフェースはDVI-I×1。Gigabit Ethernet対応有線LANとUSB 2.0×4、内蔵スピーカーを備える。
19.5型「LDZ190」の主な仕様は、液晶パネルが19.5型ワイドのTN方式(ノングレア)、解像度が1,600×900ドット(HD+)、視野角が水平170度/垂直160度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が5ms。映像入力インタフェースはD-sub×1、映像出力インタフェースはDVI-I×1。Gigabit Ethernet対応有線LANとUSB 2.0×4、内蔵スピーカーを備える。
どちらもスタンドのチルト角度は上21.5±1.5度度/下3.5±1.5度、スイーベルが左右165度±2度、110mm±5mmまでの高さ調節が可能で、右回転90度のピボット機能のほか、VESA 100mmマウントに対応する。
本体サイズは「LDZ230」がW566×D249×H511mm、「LDZ190」がW472×D249×H482mm、。