みずほ銀行は19日、経済産業省東北経済産業局、一般財団法人日本立地センターと共同で、東北地区での自動車関連企業の育成に向け、東北地区と中部地区の自動車関連企業の連携を促す「とうほく企業間連携プラットフォーム」(以下連携PF)を設立すると発表した。
東北地区においては、東北地方産業競争力協議会が「自動車産業の集積」を戦略テーマとするなど、自動車産業の育成が地域活性化に向けた大きな課題の一つだという。また、自動車関連産業のグローバルな競争が激しくなる中、中核企業を創出し、地区内の中小企業との企業連携を進めることで、多工程化していくことが自動車関連産業界には求められているという。
「連携PF」は、東北地区の中核企業を発掘し、中小企業との連携により地域企業群を創設して多工程化を図り、東北企業との連携で東北生産を実現したい中部地区の自動車関連企業との連携を促すことで、東北地区における自動車産業の競争力強化を図るとともに、中部地区企業の生産コストやデリバリーコスト削減などのニーズに応えていくとしている。
「連携PF」では、今後東北6県や地域金融機関等との連携も進め、東北地区における中核企業、中核企業を中心とした地域企業群への参画を希望される東北企業、コストやリスクを抑えた東北進出を希望する中部地区の企業を募り、東北・中部の地域横断の企業連携を推進していくとしている。
「連携PF」に関心ある企業、参画を希望又は検討したい企業は、一般財団法人日本立地センターの特設ホームページを参照し、専用のメールアドレスまで連絡してほしいとしている。