お笑いタレントの有吉弘行が声を演じるテッドが登場する、映画『テッド』のセス・マクファーレン監督最新作『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』(10月10日公開)の予告編が21日、公開された。
本作は、西部開拓時代の田舎町を舞台に、地味でさえない羊飼いの"西部劇らしからぬ"生きざまを描いた作品。監督自らが主演し、主人公の羊飼いアルバートを演じる。そのほか、女優のアマンダ・セイフライド、シャーリーズ・セロン、俳優のリーアム・ニーソンらが出演する。
このたび公開された映像では、冒頭にテッドが登場し、セスと新作についてトークを繰り広げる。そのテッドの声は、映画公開時に日本版テッドとして吹き替えを務めた有吉弘行が担当。有吉演じるテッドは、セスから新作の話を聞くと「呼ばれてねーよ」と不満そうに言うも、「どんな映画だよ」「(予告を)見せろ」と興味を示す。
予告映像は、だれのものかもわからない尻が映し出され、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドクが西部時代にタイムスリップして登場するなど、驚きの内容に。テッドは「むちゃくちゃだな」と言うも、「俺好みだ」とコメント。そして、テスに「ヒットするかな?」と聞かれると、「知らねーよ」と突き返し、毒舌を披露した。
有吉は本作について、「『テッド』とは違うんだろう。下ネタやマニアックなギャグはない緊張感のある西部劇だと思った自分が恥ずかしい。下品な映画じゃねえかよ(笑)!!」とコメント。また、「もし西部劇の世界で暮らすことになったら何を持っていきたいか」という質問に、「タイムマシーン(すぐ帰ってきたい)」と即答した。
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