8月21日から公演する舞台『Argentango~BADGIRLS meets TANGO BOYS~』の公開ゲネプロが20日、東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウスで行われ、湖月わたる、水夏希、彩吹真央、原田薫、碓井菜央が登場した。
本公演は、日本人女性キャストで結成された"GIRLS DANCER"が、異国の"BOYS DANCER"と"Meet"し、その出会いによって生まれるコンボレーションダンスをコンセプトに掲げた「DANCE LEGEND」シリーズの第2弾。2012年に上演された第1弾では、宝塚OGを中心に選ばれた名ダンサーたちがダンスユニット"BAD GIRLS"を結成してバレエ界の鬼才ラスタ・トーマス率いる"BAD BOYS"と共演して好評を博したが、今回は第1弾に出演した元宝塚歌劇団男役トップスターの湖月わたる、水夏希、ジャズダンス界の原田薫に加え、水とともに雪組で男役スターとして活躍した彩吹真央、若手ダンサーの碓井菜央が参加し、情熱的で官能的なタンゴの世界に挑戦する。構成・振付・演出はグスタヴォ・ザジャックが担当。
前回に続いての出演となる湖月は「格好良くてたくましく、優しいTANGO BOYSの皆さんと心を一つに踊れる瞬間を目指して1カ月の猛練習をしてきました。グスタヴォさんからは『男役の経験はタンゴの世界で多いに役立つよ!』と言われ、勇気をいただきました。宝塚の男役、女優、そして様々なダンスの経験の中から新たな『Argentango』の扉を開けたいと思っています」と意欲を見せた。同シリーズ初出演となる水は「アルゼンチンタンゴは女性なら一度はやってみたいと思うジャンル。なかなかきっかけがないと始められないのでとてもうれしいです。この夏、見たこともない魅惑のステージになることをお約束します!」とアピール。また、同シリーズは初出演も宝塚退団後にタンゴの舞台に何度か出演したことのある彩吹は「大好きなタンゴで今の私の精一杯を表現したいと思います。どんな人にも共感できるタンゴ。心から楽しんでいただくためには難しいことを考えず、心を裸にして思うがままにタンゴの世界に酔いしれて下さい!」と話していた。
舞台『Argentango~BADGIRLS meets TANGO BOYS~』は、8月21~26日に東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウス、8月29~31日に大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、9月3日に名古屋・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホールにてそれぞれ公演される。