現在バンダイの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」にて予約受付中の『デジヴァイス 15周年ver.』の追加情報が公開され、本邦初公開の完全体「セイバーハックモン」と13体目のロイヤルナイツ「ジエスモン」の収録が明らかになった。
『デジヴァイス』は、後に続く『デジタルモンスター』シリーズのTVアニメ第1作として1999年に放送された『デジモンアドベンチャー』にて、主人公たちが使用する携帯デバイス。同年には玩具が発売され、後の『D-3』や『ディーアーク』などともに人気を博した。『デジモンアドベンチャー』15周年企画の一環として制作された本商品は、6月のティザーサイト公開時からファンたちを歓喜させ、1,000以上のリツイートとともに大きな話題に。新設計された『デジヴァイス ver.15th』は、イエローベースの「八神太一カラー」、ブルーベースの「石田ヤマトカラー」の2種類を制作(各9,990円/税込)。オリジナル版の形状を再現しながら15周年にふさわしいデザインにするため、ゼロから再設計されている。また、オリジナル版では収録のなかった究極体を新規収録などさまざまな要素が追加されている。
新たに収録される「セイバーハックモン」は、バオハックモンが長きに渡る旅路からデジモンとの出会いや別れを繰り返し、いくつもの修羅場を潜り抜けて進化した姿。両足が刃ながらに2足歩行を可能とし、両腕と尻尾に紅の刃が生まれた全身刃の攻撃的なスタイルとなる。胸のクリスタルは努力を欠かさず力を磨き上げた証の結晶で、絶え間なく起こる「デジタルワールド」内の紛争に武力介入し戦闘停止を求めつつ、被害にあった現地デジモンの救済にあたっているが、全て成功とはならず、悲惨な光景を前に流した涙はセイバーハックモンをさらに強くしていく。
そして、「ジエスモン」は全デジモンファン待望の最後のロイヤルナイツ。『デジヴァイス ver.15th』には、ハックモンから進化させていくことで、究極体であるジエスモンへの進化も完全収録している。進化過程は、ハックモン(成長期)→バオハックモン(成熟期)→セイバーハックモン(完全体)→ジエスモン(究極体)。セイバーハックモンの胸のクリスタルが輝き完全を超えた究極の姿となり、ネットワークセキュリティの最高位とされる「ロイヤルナイツ」の称号を得た聖騎士型デジモンで、「デジタルワールド」各地に起こる異変や混沌の兆しを感知する能力を備えている。なお、完全体の「セイバーハックモン」と「ジエスモン」はそれぞれ新規描き下ろしになるという。
なお、バンダイの「ボーイズトイパークショップ」では、『デジタルモンスター』の生みの親・渡辺けんじ氏やボルケーノ太田氏をはじめ、『デジヴァイス』に関わってきた開発者によるインタビュー記事も公開中。『デジヴァイス 15周年ver.』の商品価格は、各9,990円(税込)で、予約締切は2014年9月30日23:00。商品の発送は、2014年12月を予定している。
(C)本郷あきよし・東映アニメーション