HKT48・指原莉乃が今月11日に発売した新書『逆転力 ~ピンチを待て~』(講談社)が、週間売り上げ2万部を記録し、25日付のオリコン"本"ランキング(集計期間8月11日~17日)の新書・タレント本・自己啓発書の3部門で1位になったことが、明らかになった。

『逆転力 ~ピンチを待て~』を発売した指原莉乃

BOOK(総合)部門では5位にランクインし、新書部門では18日付のランキングで4週連続で首位を獲得していた養老孟司氏の『「自分」の壁』(新潮社)を抑えての1位に。新書部門のほか、タレント本部門と自己啓発書部門でも1位を獲得し"ジャンル別3冠"を達成した。タレントによる新書部門、ならびに自己啓発書部門の1位は、これまで『聞く力 心をひらく35のヒント』(文藝春秋)の阿川佐和子らが獲得しているが、アイドルとしては初の快挙となった。

同書はAKB48グループメンバーの多種多様な生き方から学ぶ『講談社AKB48新書』の第1弾。「指原莉乃が語る"逆転"の人生論」をテーマに、これまでさまざまな逆境に立たされながらも切り抜けてきた指原が、どんなピンチも力に変える"逆転力"の秘密や人生論を語る。すでに2万部の増刷が決まっているが、今月14日の発売記念イベントでは「お金の話は(所属事務所の)太田プロとつめたいと思います。どのぐらいの割合でもらえるのかわからないので、緊急に話したいと思います! 売れてから話し合っても遅いですから」とコメントしていた。

2008年4月にスタートしたオリコン"本"ランキングは、書籍を販売している全国の書店およびWEB通販の週間売り上げをもとに、全国推定売り上げ部数を算出し順位付けしたもの。「BOOK」「コミック」「文庫」の主要3部門と、「新書」「ビジネス書」「写真集」「文芸・小説」などジャンル別(全20ジャンル)、「単行本」「ムック」などの形態別によって構成されている。