アイ・オー・データ機器は20日、IEEE802.11acに対応した無線LANルータ「WN-AC1167DGR3」を発表した。9月中旬より発売する。税別価格は9,500円。

「WN-AC1167DGR3」

5GHz帯のIEEE802.11ac/a/nと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nの同時接続が可能な無線LANルータ。5GHz送受信用×2本、2.4GHz送受信用×2本のアンテナを内蔵し、867Mbps(理論値)+300Mbps(理論値)での転送をサポートする。専用アプリ「NFCコネクト」を使用することで、NFC対応スマートフォンをかざすだけで接続可能。またQRコードを撮影して接続する「QRコネクト」や簡易無線LAN設定システムWPSでの接続にも対応する。

USBポートを1基搭載し、USBポートに接続したプリンタをWi-Fiで共有する「プリントサーバ機能」を利用可能。そのほかにも、USB HDDを接続して共有化する「簡易NAS機能」、外出先からUSB HDDにアクセスできる「リモートリンク2」なども利用できる。

「Wi-Fi設定コピー機能」では、古いルータの設定を引き継ぎ、ルータを買い替えた後の再設定を簡略化できる。無線LANセキュリティはWPA2-PSK(TKIP / AES)、WPA-PSK(TKIP / AES)、WEP(64 / 128bit)、MACアドレスフィルタリングなど。推奨接続台数は8台。

インタフェースはGigabit Ethernet対応有線LANポート×4、WANポート×1。本体サイズはW127×D93×H195mm、重量は約320g。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7(SP1) / 8 / 8.1、Mac OS X 10.5~10.9。