女優・能年玲奈が主演を務める映画『海月姫』(12月27日公開)の予告映像とポスタービジュアルが20日、公開された。
原作は、漫画家・東村アキコが2008年から漫画雑誌『Kiss』(講談社)で連載している作品で、累計発行部数270万部(1~13巻)を突破した人気漫画。能年演じるクラゲをこよなく愛する主人公・倉下月海(くらした つきみ)と、自らを"尼~ず"と称して「男を必要としない人生」を掲げる"オタク女子"たちとの共同生活を描く。監督は『ひみつのアッコちゃん』(2012年)などで知られる川村泰祐氏、衣装デザインはきゃりーぱみゅぱみゅの衣装を手がける飯嶋久美子氏が務める。
今回のポスターと予告映像で明らかになったのは、男子禁制のアパートに住む筋金入りのオタク女子集団(能年玲奈=クラゲオタク、池脇千鶴=鉄道オタク、太田莉菜=三国志オタク、馬場園梓=和物オタク、篠原ともえ=枯れ専)と彼女たちの前に突然現れる童貞エリートの兄(長谷川博己)と女装美男子の弟(菅田将暉)の兄弟の姿。
そのほか、ほぼすっぴんに三つ編みとメガネ、スウェットという能年のオタク姿も明らかに。原作者の東村氏は撮影現場を訪れ、その姿を大絶賛していたという。さらに映像の最後には、能年演じる月海が「わがオタク人生、最大の危機であります!」と共に白目をむく渾身の演技を披露している。
(C)2014映画「海月姫」製作委員会 (C)東村アキコ/講談社