米Googleは19日(現地時間)、iOS版カメラアプリ「Photo Sphere Camera」を公開した。全天球写真を撮影し、Googleマップや各種SNSへの投稿機能を持つ。App Storeより無料でインストールできる。

Photo Sphere Cameraは4月に公開されたAndroidアプリ「Google Camera」の「Photo Sphere」機能が独立したもの

Photo Sphere Cameraは、Googleが2014年4月にAndroid向けアプリとして公開した「Googleカメラ」の「Photo Sphere」機能が独立したもの。360度左右にぐるっと回転し、さらに上下方向の角度を変えて、再び360度左右に回しながら撮影。最後に自動合成して全天球写真を作成する。

撮影の際は、画面上に現れたオレンジ色の丸が白い枠の中に入るようiOS端末の傾きを調整。オレンジ色の丸が白い枠に収まれば、自動でシャッターが切られる。作成した全天球写真はGoogleマップに投稿したり、FacebookなどのSNSでシェアしたりすることが可能だ。

Googleマップ、SNSで撮影した写真をシェアできる

対応OSはiOS 7.0以上。対応端末はiPhoneおよびiPadで、iPhone 5に最適化されている。なお、iPhone 4ではPhoto Sphere写真を作成できない。