Dropboxは19日(現地時間)、Mac用メールソフト「Mailbox for Mac」のパブリックベータを開始した。
パブリックベータ版はMailboxのサイトから誰でもダウンロードできるが、使用するにはbetacoinというトークン(シングルユーザーライセンス)が必要。Dropboxは段階的にベータユーザーの数を増やしており、すでにbetacoinの発行は順番待ちになっている。希望者はMailboxのサイトにある「Request a betacoin」で、順番待ちリストにメールアドレスを登録しておく。betacoinを入手できたら、3人を招待する権利も得られる。
Mac版のMailboxは、iOS版やAndroid版と同様に、ジェスチャー操作を使ってメールのアーカイブ/削除、スヌーズ(非表示の指定:週末に表示、夜に表示など)、リスト分けなどを素早く行える。限定ベータのユーザーからは、素早い起動や反応の良い動作も評価されていた。パブリックベータ版では、新たに下書き機能が加わった。これはMac内の下書きデータをメールサービスのサーバではなく、Mailboxのサーバに同期する仕組みになっており、Dropboxのアカウントでログインしている他のMailboxでもすぐに利用できるようになる。