カルビーは8月18日、廣記商行の中華調味料「味覇(ウェイパァー)」とのコラボレーション商品「ポテトチップス 味覇味」(想定価格150円前後)をコンビニエンスストアで期間限定発売した。
さまざまな中華料理の味付けに使える調味料・「味覇」。そんな「味覇」の味を再現した「ポテトチップス 味覇味」を調味料代わりに使えば、おいしいチャーハンができるに違いない! というわけで作ってみた。
そのまま食べてももちろんおいしい
まずは「ポテトチップス 味覇味」を紹介しよう。パッケージは「味覇」のデザインをイメージし、赤とゴールドを基調にしている。黒字の「味覇」の字も実際の「味覇」そのものだ。
早速ポテトチップスを食べてみると、まさしく「味覇」の味がした。塩味は控えめながら、濃厚なうま味と中華風味が凝縮されていて、ジャガイモの味わいを中華料理さながらに引き立てている。ポテトチップスのパリパリとした食感も楽しく、おやつやおつまみにぴったりの1品だ。
チャーハンとの相性は?
さて、チャーハンの調理にとりかかろう。まずは下ごしらえとして、「ポテトチップス 味覇味」を食べやすい大きさに砕く。今回は食感を生かすために、2cm角ほどの大きさになるようにした。
他に用意する材料はご飯と卵に、油と塩コショウと、あえてごくごくシンプルにした。
チャーハンの作り方は人それぞれだが、筆者はまずご飯を炒める。中華鍋に油を引いて火にかけ、ご飯を入れて固まりをなくすように炒めていく。
ご飯に油が絡んできたところで、「ポテトチップス 味覇味」を投入。袋から鍋に中身を出した瞬間、「味覇」の香りがふわっと広がって食欲をそそった。
白いご飯の上にたっぷりのポテトチップスがのっている光景はなかなかのインパクトがあるが、混ぜながら炒めるとなんとなくチャーハンらしくなってくる。卵を加えてさらに炒めれば、ポテトチップスは完全にご飯になじみ、見た目は一般的なチャーハンだ。
仕上げに塩コショウを少量加え、皿に盛り付ければ「ポテトチップス 味覇チャーハン」の完成。
食べてみると……ウマい! 「味覇」味のポテトチップスが、調味料としてきちんと役割を果たしている。ポテトチップスはご飯の水分を吸ってほどよく柔らかくなり、まさに薄切りのジャガイモのようなホクホクとした食感に。香ばしさも感じられ、調味料としてだけでなく、立派な具材としても機能している。
筆者はよく「味覇」でチャーハンを作るのだが、濃い目の味つけが好きなのでつい入れすぎてしまうことが多い。「ポテトチップス 味覇味」なら、1袋(70g)で1人分のチャーハンに、やや薄目のほどよい塩味がつく印象だ。濃い味付けが好きな人なら、塩コショウで調節したり、塩気のある具材を入れたりすると良いかもしれない。
1袋分のポテトチップスはボリュームもそこそこあるので、茶わん1杯分のご飯で十分な満足感が得られた。
今回は卵だけでシンプルに仕上げた「ポテトチップス 味覇味」のチャーハン。その予想を上回るウマさに、筆者は計り知れないポテンシャルを感じた。ぜひ自分流にアレンジを加えて、皆さんにもお試しいただきたい。