フィリップス エレクトロニクス ジャパンは8月19日、油を使わずに揚げ物を作れる調理家電の新製品「フィリップス ノンフライヤープラス」(HD9530)を発表した。発売は9月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は税別32,200円前後。
2013年に発売され、30万台以上を売り上げた「ノンフライヤー」の新モデルが、今回発表された「ノンフライヤープラス」だ。従来モデルに、日本の消費者の声を反映した機能や改善を加えたことが特徴となっている。
新機能のひとつが、「低温調理と長時間調理」。温度設定を60度から200度まで5度刻みで調整できるようにしたほか、調理時間の設定を60分まで延長した(従来は30分まで)。
日本仕様の改善点としては、バスケット底面のクッキングネットに焦げ付きにくいノンスティック加工を施し、取り外せるようにした。これにより、「網に食材がくっつきやすい」「網の縁がお手入れしにくい」といった従来の不満点を解消する。また、操作方法は従来のダイヤル式からデジタルタッチパネル式となった。
また、従来モデルの長所である、サクサクした食感をもたらす高速空気循環技術とエアーサーキュレーション技術を引き継いでいる。使用後に水洗いが可能で、食洗機にも対応する。本体色は黒のみで、サイズはW28.7×D38.4×H31.5cm、重量は5.7kg。容量は2.2L/800g、消費電力は1,425Wとなっている。