国土交通省が推奨する、水辺の新しい活用を創造していく「ミズベリング・プロジェクト」は27日~9月2日、東京都中央区・日本橋三越本店にて期間限定のポップアップストア「ミズベリングストア-月待つ水辺-」をオープンする。
日本の伝統的な文化に水辺を組み合わせた3つのシーンを提案
同ストアは、日本橋三越本店の本館7階「Hajimarino cafe(はじまりのカフェ)」と協力してオープンする、河川沿いなどの水辺を楽しむライフスタイルにふれることのできるポップアップストア。
河川では、水害から市民生活を守るという視点から整備が進んだ一方で、人々の暮らしや街並みが水辺から遠ざかってしまった。しかし昨今、水辺の美しいまちづくりを目指して規制緩和が進み、市民や民間の力を積極的に生かそうと全国の水辺で動き出が始まっているという。
「ミズベリング・プロジェクト」では、水辺ににぎわいを生むムーブメントを起こす活動のひとつとして同ストアをオープン。水辺のある暮らしにふれるきっかけをつくることで、水辺と人々の関係を変化させることに挑戦する、としている。
同ストアでは、8月27日から日本橋三越本店全館で開催する「月待ち講」と連動し、日本の伝統的な文化に水辺を組み合わせた3つのシーンを提案。「1人で楽しむ」「2人で楽しむ」「みんなで楽しむ」シーンに合わせて、日本橋三越本店がアイテムをセレクト。ストア内に配置された月の形の什器が印象的な、新しい暮らしの展示だという。
またオリジナル企画「月待つ水辺の散歩~日本橋おいしい老舗と水辺めぐり~」(8月29日の14時~17時、参加費5,400円)で、日本橋川とその水辺を楽しむ体験も提供。そのほか、トークショー「ドラマは水辺でおこる!~映画のシーンからひもとく水辺の魅力~」(8月31日の16時30分~18時、参加費無料)も開催する。
開催日時は、8月27日~9月2日 10時~19時。場所は、日本橋三越本店本館7階「Hajimarino cafe」 (東京都中央区日本橋室町1-4-1)。