米BOX OFFICE MOJOは8月15日~8月17日の全米週末興業成績を発表した。

マイケル・ベイ製作の『ミュータント・タートルズ』が前週同様トップを堅守。2位もマーベルコミックス発のSFアクション映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が3週連続順位を維持し、累計興行収入が2億ドルを突破した。

(C) MMXIV Paramount Pictures. All Rights Reserved.

3位は初登場の『Let's Be Cops(原題)』。ジェイク・ジョンソン、デイモン・ウェイアンズ・Jr演じる、仮装パーティーのために警察官のコスチュームを着た冴えない男2人組を描いたアクションコメディ。

シルヴェスター・スタローン、ハリソン・フォード、メル・ギブソン、アーノルド・シュワルツェネッガーら豪華アクションスターが大集結したアクションシリーズ第3弾『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』は初登場4位という残念な結果に。公開前に海賊版がネット上に出回り、220万人以上が視聴したことが敗因の1つであると見られている。

(C)EX3 Productions, Inc. All Rights Reserved.

(C)EX3 Productions, Inc. All Rights Reserved.

その他ロイス・ローリー著のSF児童文学『ザ・ギバー 記憶を伝える者』を映画化した『The Giver(原題)』が初登場5位に入った。

10位『6才のボクが、大人になるまで。』は公開6週目にして初のトップ10入り。第64回ベルリン国際映画祭で金熊賞ノミネート、監督賞を受賞するなど絶賛された作品で、7月14日にニューヨークとロサンゼルスの映画館5館で限定公開されていた。1人の少年が6歳から18歳になるまでの成長と、家族の軌跡を描く。パトリシア・アークエット、エラー・コルトレーン、ローレライ・リンクレイター、イーサン・ホークの4人俳優がひとつの家族を12年に渡り演じた意欲作。監督は『ビフォア・ミッドナイト』のリチャード・リンクレイター。

全米週末興行成績TOP 10(8月15日~8月17日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 1 ミュータント・タートルズ 2,840万ドル 1億1,764万2,000ドル 12月19日 2
2 2 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2,473万5,000ドル 2億2,228万1,000ドル 9月13日公開 3
3 Let's Be Cops(原題) 1,770万ドル 2,610万7,000ドル 未定 1
4 エクスペンダブルズ3 ワールドミッション 1,620万ドル 同左 11月1日 1
5 The Giver(原題) 1,276万ドル 同左 未定 1
6 3 イントゥ・ザ・ストーム 772万ドル 3,134万1,000ドル 8月22日 2
7 4 The Hundred-Foot Journey(原題) 710万9,000ドル 2,361万9,000ドル 未定 2
8 5 LUCY/ルーシー 531万7,000ドル 1億753万7,000ドル 8月29日 4
9 6 Step Up All In(原題) 270万ドル 1,184万9,000ドル 未定 2
10 13 6才のボクが、大人になるまで。 215万ドル 1,380万1,000ドル 11月14日 6