熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します
●「妻夫木聡とマイコが交際2年の熱愛! ついに結婚か?」【ノンストップ】
妻夫木とハーフ女優・マイコの出会いは、2012年のドラマ『東野圭吾ミステリーズ』。撮影現場で意気投合して、その直後から恋愛関係に発展し、お互いの自宅や目黒区のバーなどで過ごしているという。
妻夫木は2004年に優香、2006年に柴咲コウとの熱愛報道以降、浮いた話がほとんどなかっただけに衝撃は大きい。事務所がハッキリ否定しなかったのは、33歳の妻夫木が結婚を意識しているからなのか。
「主演ドラマ『若者たち2014』の視聴率不振テコ入れか?」なんて意地悪な声もあるが、もし結婚したら、ついに“妻夫木夫妻”(上から読んでも下から読んでも)の誕生となる。
●「『5万回切られた男』と『おっさん役女芸人』が快挙」【ノンストップ】
毎年10万人以上が来場する北米最大規模の『ファンタジア国際映画祭』で日本人俳優が快挙を成し遂げた。同映画祭は名匠・タランティーノ監督が「アメリカ大陸でもっとも重要で高名なジャンル系映画祭」と語る大イベントで、過去には2007年『嫌われ松子の一生』が作品賞、2009年『愛のむきだし』と2010年『川の底からこんにちは』で満島ひかりが最優秀主演女優賞を獲得していた。
今回は大島美幸が主演映画『福福荘の福ちゃん』で恋に奥手な男を演じ、最優秀主演女優賞を獲得。8キロ増量して役作りに挑んだ努力が実った形で、「びっくりしすぎて笑ってしまいました。男役なのに女優賞、何か不思議です」とコメントした。これを見た加藤浩次は、「われわれは森三中のコントで大島のおっさん役を見てるから不思議ではないけど、海外の人は女優が坊主にして男役をやったのは面白いんだろうね」と爆笑。確かに意外性があるかもしれないが、日本人から見たらコントそのものだ。
さらに、最優秀主演男優賞を福本清三が獲得。福本は殺陣技術集団『東映剣会』会長で、「5万回斬られた男」の異名を持つ“斬られ役一筋”の俳優であり、「71歳にして初主演の初受賞」という快挙だった。
●「セカオワFukaseがついにきゃりーと交際宣言!」【ミヤネ】
深夜のツイッターで突然交際を認めた『SEKAI NO OWARI』のボーカルFukase。そのやり取りは、Fukaseの「ビアガーデンって2人で行くとシリアスな話になった」というツイートにファンが「きゃりー(ぱみゅぱみゅ)ちゃんとですか?!」と質問。スルーされると思いきやFukaseは、「まぁ、そうです」と返信したのだ。驚いた別のファンから「付き合ってるんですか?!」と聞かれても、「まぁ、そうだね」とあっさり。さらに、「1年で結婚はちょっとはやいよー」とツッコまれると、「もう二年だけどね」。「どこらへんに惚れたんですかー?」と掘り下げられると、「お年寄りと子供に凄く優しいところです」としっかり答えていた。「僕らは芸能リポーターではなく、ファンを大事にします」ということか。
Fukaseときゃりーは2013年6月に熱愛報道があったが交際を否定。同年9月にも写真を撮られたがノーコメントを貫いていただけに、どんな心境の変化があったのか。きゃりーもビアガーデンに行ったことをツイートしていたから、2人で示し合わせたのは間違いないだろう。Fukaseは28歳だが、きゃりーはまだ21歳。常人なら結婚は早いのだが、この2人は何を考えているのか分からないだけに「アリ」なのかも。
まぁ、そうです。RT @sekaowa_star_m: @fromsekaowa きゃりーちゃんとですか?!
— Fukase(SEKAINOOWARI) (@fromsekaowa) August 11, 2014
●「ドリカム吉田美和が公開キス。相手は"宝物"の男性」【ノンストップ】
デザイナーの丸山敬太が、自身のブランド20周年を記念して『「丸山景観」全集大成展』を開催。祝福のスピーチでマイクを握ったのは、DREAMS COME TRUEの吉田美和。しかし、感極まった表情で「一緒に過ごしてきた時間が宝物みたいに心の中でキラキラしているんです」とコメントし、直後に丸山と口と口のキスをしてしまったのだ。それほど大切な人なのだろうが……。
会場にはDREAMS COME TRUEのツアー衣裳30点のほか、浜崎あゆみが紅白歌合戦で着用したドレスや、映画『ヘルタースケルター』で沢尻エリカが着た赤ドレスなどが展示され、アイテムの販売やトークイベントなど盛りだくさんとのこと。
これを見たアンガールズ田中卓志は、「デザイナーは顔がどうではなくモテる。(丸山は)ダンディーだけど決してイケメンではない!」と毒舌ボケをかます。ただ相手が芸能人ではないため、いつものようにウケず大スベリだった。
●「新婚ゴマキ、記者の質問に『まあまあ幸せ』」【PON!】
先月22日に3歳年下の一般男性と結婚した後藤真希。オーディションイベントへ特別審査員として登場したゴマキは、「自分も歌手やってて思うんですが、気持ちで……なんか泣けてきちゃった。気持ちで歌えるような歌手を目指して頑張って欲しい」とエールを送った。
去り際に記者から「新婚生活はいかがですか?」と聞かれると、「まあまあ、まあまあ幸せです」と照れ笑い。地元の知り合いであり、交際期間も長いだけに、「結婚で特別幸せになった」ということではないのかも。
●「こじるり、“暑苦しいキャラ”でさらにブレイクか?!」【PON!】
デビューわずか5年で、今年の『上半期タレント番組出演本数ランキング』女性第3位に輝いた“こじるり”こと小島瑠璃子。そのことを振られると、「恐縮です……すいません。でもうれしいですよね!」と優等生コメントを放つなど、とにかくソツがない。
現在のこじるりは、元気&さわやかなキャラで高い好感度を得ているが、実は“暑苦しいキャラ”がジワジワ浸透しはじめているという。こじるりは、「ネットでそう書かれていたりとか、親友の中村アンちゃんに初めて会ったとき『暑苦しくてウザかった』と言われましたが……」と言いながらも笑顔。しかし、先輩の板野友美がVTRで「(こじるりと)最近ディズニーランドに行きました。人が多くて私が声をかけられたら、すごい大きい声で『そうだよ! 握手してもらいなよ』と言って、その声でまた集まってきたりして」と“暑苦しいキャラ”を証言されてしまう。さらに、ニッチェの二人も合わせた4人でカラオケに行くようで、「ビビる(大木)さん、来ます?」と暑苦しさに拍車がかかる。
その後、ペットうさぎのココちゃんに関する自慢やクイズをはじめたり、特技のサックスを吹きはじめ「ベストじゃなかったんでもう1回いいですか?」と食い下がったり、「実は歌手志望なんで」と歌ったもののオンチだったり、見事な新キャラ披露だった。MCを務める器用さもあるだけに、まだまだ伸びそうな要素がてんこ盛りだ。
●「主婦がハマる斎藤工の魅力を分析。どこがエロイ?」【ノンストップ】
ドラマ『昼顔』での演技が話題を呼んでいるという斎藤が生出演。とりわけ主婦から絶大な支持を集めているという。実際、街頭アンケートをしてみても、「あんな人がいたら私も……」「絶対恋に落ちる!」という声が続出。つまり、主婦の浮気願望を高めてしまっているらしい。
番組は主婦が斎藤にハマるポイントを「セクシー」「圧倒的な優しさ」などと分析。しかし、画面下に流れるツイートの「声も唇もエロイ」という声が一番正しい気がした。同番組は、「スタッフより一般人の方が鋭い」という場面がたまにある。
●「武田鉄矢プロデュースの新星アイドル登場! すでにCMデビュー」【PON!】
「黒い豚カレー担当の“あーちゅん”川村彩花です」「赤いきつね担当の“まーりん”こと北澤鞠佳です」「緑のたぬき担当の“ねーさん”こと玉城茉里です」「白い力もち担当の“NAYU”こと大西菜友です」、いきなり自己紹介がはじまった。『赤マルダッシュ☆』なる新星アイドルが現れたのだ。
デビュー曲は『食べて、笑って、生きていく。』で、プロデューサーは武田鉄矢。すでにCM出演でおなじみだったが、この日サプライズでメジャーデビューが知らされると、涙ぐむシーンもあった。メディアに強い影響力を持つオスカー事務所の所属だけに、活躍の場はきっちり与えられるだろう。
●「指原莉乃の著書がバカ売れ! なぜかブチ切れ&恋愛宣言」【PON!】
指原莉乃の新書『逆転力 ~ピンチを待て~』発売イベントをあべこうじが直撃。本は「歌やルックスが平凡でもなぜ成功できたか?」というピンチをチャンスに変える方法を紹介したものだが、あべにピンチについて聞かれた指原は、「HKT48移籍のとき。ファンの方に申し訳ないなって……」といつも通りのコメント。しかし、徐々にあべを見て鼻で笑いはじめてしまう。「だってアイドル(妻の高橋愛)と恋愛していた身としてはねえ……。フライデーで、NHKの前まで車で迎えに行った写真見ましたよ」とイジりはじめたのだ。すかさず、あべが「そういうピンチをどう考えるか聞きたい」と切り返しても、「ポジティブに考えることが大事だと思うので、『やった。載るくらい有名人なんだ。だって私のこと知らなかったら記事が載らないから」と即答。一転して本の内容をそつなくアピールしはじめた。
さらに、モー娘。ファンの指原から「家に愛ちゃんいるんだ。いいな」とイジられたあべは、「『帰ったらお肉食べたい』ってさっきメールした」と得意のラブラブキャラで返事。すぐに指原が「さっき携帯いじってたのそうだったんだ。ブチ切れそう!」とキレるなど、見事なかけ合いを見せた。
最後もあべから「これから女子力を高めていただいて、素敵なダーリンでもゲットしていただければ」と振られた指原は、「頑張ります! ホント(に欲しい)ですよ。(あべを見ながら)いいな~」と満面の笑み。テキトーに恋愛宣言してしまえるのが指原の強みだ。本もすでに7万部発行とすさまじい人気だが、トークショーでの「ゴーストライターではなく、インタビューをまとめたものだから」というコメント力も含め、とにかくタレントとしての総合値が高い。
このところ、夏フェス、レディー・ガガなどの大物公演、AKB48のドーム公演など、ワイドショーの音楽ネタが増えている。しかし、こんなときこそ記者たちは、熱愛報道を狙っているもの。アーティストたちが「忙しいときほど会いたくなる」「交際相手が来てねぎらう」ことを知っている記者たちは、猛暑の中でも密着マークをやめないのだ。
ただ、熱愛相手が一般人の場合、「なかなか特定できないし、誤報になりかねないのでしばらく発表できない」という。ところで、そうまでして狙うべき大物アーティストはどれくらいいるのか……。
木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。