千葉銀行はこのたび、25日に「成田支店」(千葉県成田市)を移転すると発表した。
「成田支店」は、1969年11月より現在地で営業してきたが、このたび「JR成田駅東口第二種市街地再開発事業」によりJR成田駅前に竣工する再開発ビル内に移転する。
成田支店の歴史は、千葉銀行の前身である「千葉合同銀行」、さらにその前身である成田山新勝寺の第十四世貫主が発起人となって開業した「成田銀行」まで遡り、成田山新勝寺の門前町として栄える「成田」に大正7年に設立された歴史をもつ店舗だという。
新店舗では、成田山新勝寺と縁の深い歌舞伎絵を大型のデジタルサイネージで掲示し、店舗の内装は「成田」の街並みにあった「和のテイスト」を取り入れたものにするとしている。
また、休日も利用可能な全自動貸金庫や20名程度収容可能で最新の金融情報等を発信するセミナールームなど、機能的で使いやすい店舗設備を取り入れたほか、相談専門窓口となる「コンサルティングラウンジ成田」では、専門のマネープランナーを配置し、プライバシーに配慮した個室相談ブースで顧客のマネープランについてじっくりと相談できる環境を整えたとしている。