JTB国内旅行企画は24日と30日、今年の夏を締めくくる2つの怪談イベントを東京の下町で実施する。
ちょっと怖くて笑える、夏ならではのイベント
第1弾の「妖怪倶楽部 落語家とあるく谷中・根津・千駄木 ミステリー妖怪・落語プラン」は、8月24日開催。落語家と一緒に谷中・根津・千駄木エリアの妖怪や怪談話を聞きながら、下町のまち歩きを楽しめる企画となる。
一般社団法人落語協会に属する若手落語家の柳家ほたる・柳家小太郎を中心に、「妖怪倶楽部」と称して実施しているユニークな落語界の妖怪好きによる、妖怪好きのための落語会に、JTB独自のまち歩きを組み合わせた。谷中霊園や牡丹灯篭、江戸川乱歩の小説の舞台でもある、不思議話が色濃く残る谷中・根津・千駄木エリアのミステリースポットを訪れ、落語家が時に怖く、時に面白く話をしながら約2時間のまち歩きを行う。
現在期間限定で公開中の「幽霊画」が特別拝観できる全生庵などの有名なスポットや知られざる隠れたスポットを巡り、まち歩きの後は谷中の会席料理店の座敷にて"怖い?面白い?"落語会を開催。最後は落語家と参加者が一緒に食事を楽しむ、盛り沢山の内容となる。
夏の風物詩「怪談」を、幻想的な癒やしの空間で楽しめる
第2弾の「お寺で怪談 寺カフェ三味線LIVEと怪談の夕べ」は、8月30日開催。昨年に続き東京フォークロアプロジェクトを運営する「げんごろう」と協力し、2011年より続いている墨田のお寺で怪談を聴くイベントとなる。
"鼠小僧"のお墓があることでも有名で、昨年2013年に改修工事が終了しその豪華さが話題となった「回向院(えこういん)」の念仏堂を舞台に実施。改修後の「念仏堂」は、参道から連続する天空の竹林の中に、七宝樹林に見立てた七色のプリズムが発する108個のスワロフスキーの数珠柱が林立し、極楽浄土の世界を垣間見るような空間になっている。
2階に特設されたお坊さんによる寺カフェで、珈琲と回向院特製饅頭を食しながら三味線LIVEの鑑賞、その後寺院内を散策、19時より「念仏堂」で怪談を聞く。夏の風物詩の1つである「怪談」話を幻想的な癒やしの空間で楽しめる企画となるという。
「妖怪倶楽部 落語家とあるく谷中・根津・千駄木 ミステリー妖怪・落語プラン」は、8月24日開催。出発時間は、15時30分(まちあるき約120分・落語約60分・食事約60分、合計240分)。集合場所は、JR日暮里駅 北口改札前。参加費(税込)は、1人6,800円(おとな・こども同一料金)。募集人員は20名。
「お寺で怪談 寺カフェ三味線LIVEと怪談の夕べ」は、8月30日開催。出発時間は17時30分。集合場所は、回向院 念仏堂2階。参加費(税込)は、1人3,800円(おとな・こども同一料金)。募集人員は60名。