タレント・叶美香が、映画『TOKYO TRIBE』(8月30日公開)で演じるエレンディアの場面写真が14日、初公開された。

映画『TOKYO TRIBE』でエレンディアを演じる叶美香

本作は、園子温監督がメガホンをとり、俳優・鈴木亮平とラッパー・YOUNG DAISがダブル主演を務める映画。漫画家・井上三太の『TOKYO TRIBE2』を原作に、近未来の"トーキョー"でのストリートギャングたちの暴力と友情が描かれる。叶美香が演じるのは、「ブクロWU-RONZ」を裏で操る悪の帝王・ブッバ(竹内力)の妻・エレンディア。原作にはないオリジナルキャラクターで、劇中では持ち前のスタイルで、妖艶な色気を放っている。

今回初公開された場面写真は、セクシーなドレス姿のエレンディアがテーブルの上で足を組みながら、何者かに拳銃を放つクライマックスシーン。ワイングラスを優雅に掲げて微笑み、一方では残虐な行為におよぶ。強欲で極悪非道なブッバの妻を象徴するような瞬間を捉えた。

「ブクロWU-RONZ」ヘッド・メラ(鈴木亮平)の鍛え抜かれた体を触るシーンのテスト撮影では、恥じらいもあった美香。しかし、撮影現場で見守る姉・恭子の演出で本番では見違えるような演技を見せたという。また、衣装は美香の体に合ったものを特注しなければならなくなるため、すべて本人の自前。鈴木亮平、竹内力、窪塚洋介、佐藤隆太、染谷将太、市川由衣、中川翔子といった豪華キャストの中でも、独特の存在感を放っている。