伝説のポップグループ"ザ・フォー・シーズンズ"の実話を描いた、クリント・イーストウッド監督最新作『ジャージー・ボーイズ』(9月27日公開)の日本オリジナル予告が14日、公開された。
本作は、米ニュージャージー州出身の4人の若者で結成し、1960年代に世界的な人気を誇ったザ・フォー・シーズンズの真実の物語を描いた作品。ブロードウェイで8年以上のロングランを続け、演劇界の最高峰トニー賞を受賞した大ヒットミュージカルをもとに、『ミリオンダラー・ベイビー』『グラン・トリノ』などで知られるクリント・イーストウッド監督が映画化した。
代表曲「シェリー」の大ヒットを皮切りに、3曲連続で「ビルボード」1位に輝き、全米チャートをにぎわせた曲の数は71曲、売り上げたレコードは1億7,500万枚を超えるザ・フォー・シーズンズ。特に、「君の瞳に恋してる」は今までに、フランク・シナトラ、ボーイズ・タウン・ギャングのほか、桜田淳子や椎名林檎、ZARD、MISIA、東京スカパラダイスオーケストラ、三代目J Soul Brothersなど多くの日本のアーティストたちにもカバーされてきた。
このたび公開された日本オリジナル予告は、名曲「君の瞳に恋してる」と共に、4人の名声と成功、裏切りと挫折、そして再生を描いた内容に。ナレーションは、ラジオDJの小林克也が務め、「名曲に秘められた感動の真実があなたの胸をしめつける」という言葉で、映像のラストを締めている。
イーストウッド監督は「君の瞳に恋してる」を、「あの時代の本物の名曲のひとつで、歴史上のどの時代に発表されても名曲になっていただろう」と高く評価。「彼らの曲はどれもとてもエネルギッシュですごく楽しい。だから、彼らのストーリーを映画で描くこと、そして、米国中で上演していた舞台版に大きな影響を与えた俳優たちと組むことも楽しいチャレンジだったよ」と話している。
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