米AMDは12日(現地時間)、ワークステーション向けグラフィックスカード「FirePro W」シリーズのラインナップに「AMD FirePro W2100」「AMD FirePro W4100」「AMD FirePro W5100」「AMD FirePro W7100」を追加した。「AMD FirePro W2100」「AMD FirePro W4100」「AMD FirePro W5100」は9月、「AMD FirePro W7100」は2014年第4四半期の発売を予定する。
CADや映像、アニメーション、設計といった分野に向けたグラフィックスカードで、いずれの製品もGCN(Graphics Core Next)ベースのGPUを採用し、高い性能を発揮するという。
AMD FirePro W7100
AMD FirePro W7100は、8GBのメモリを搭載し、エンジニアリングやメディア & エンタテインメント、マルチメディアに適した製品で、動画の編集や再生、トランスコーディングを含む4Kコンテンツをサポートする。
主な仕様は、SP数が計1,792基、メモリが256bit接続の最大8GB GDDR5でバンド幅は160GB/秒、ディスプレイ出力がDisplayPort 1.2a×4、最大サポート解像度が4,096×2,160ドット、PCとの接続インタフェースがPCI Express 3.0 x16。
対応APIはOpenGL 4.4、DirectX 11.2/12、OpenCL 2.0、Mantle。対応OSはWindows Vista/7/8.1、Linux。
AMD FirePro W5100
主な仕様は、SP数が計768基、メモリが128bit接続の4GB GDDR5でバンド幅は96GB/秒、ディスプレイ出力がDisplayPort 1.2a×4、最大サポート解像度が4,096×2,160ドット、PCとの接続インタフェースがPCI Express 3.0 x16。
対応APIはOpenGL 4.4、DirectX 11.2/12、OpenCL 2.0、Mantle。対応OSはWindows Vista/7/8.1、Linux。
AMD FirePro W4100
主な仕様は、SP数が計512基、メモリが128bit接続の2GB GDDR5でバンド幅は72GB/秒、ディスプレイ出力がDisplayPort 1.2a×4、最大サポート解像度が4,096×2,160ドット、PCとの接続インタフェースがPCI Express 3.0 x16。
対応APIはOpenGL 4.4、DirectX 11.2、OpenCL 1.2、Mantle。対応OSはWindows Vista/7/8.1、Linux。
AMD FirePro W2100
主な仕様は、SP数が計320基、メモリが128bit接続の2GB DDR3でバンド幅は28.8GB/秒、ディスプレイ出力がDisplayPort 1.2a×2、最大サポート解像度が4,096×2,160ドット、PCとの接続インタフェースがPCI Express 3.0 x16。
対応APIはOpenGL 4.4、DirectX 11.2、OpenCL 1.2、Mantle。対応OSはWindows Vista/7/8.1、Linux。