経営コンサルティングを手がけるリンクアンドモチベーションはこのほど、アジアにおける大学生の「グローバル人材としての能力開発」を目的とする「ASIAN JOB EXPRESS Contest 2014~グローバルインターンシップ~」を実施する。
産業界をあげた大学生の"グローバルな能力開発"
同企画には、日本、中国(メインランド)、香港、シンガポール、ベトナム、インドネシアからなるアジア5カ国6エリアで選抜された学生が集結。また、学生は協賛日本企業の出光興産、良品計画、イオンに対し、アジアへのビジネス展開について提案する。
同社によると、今後の日本企業の成長には、アジアへの戦略的ビジネス展開が不可欠であるとし、産業界をあげた大学生の「グローバルな能力開発」が急務だという。また、グローバル人材を育成するには、経済・教育の環境や文化も異なる国で育った学生同士が、同じ目的に向かって協働することから生まれる「多様な価値観への対応力」が必要となる。
そこで、アジアの学生同士が議論し、アジアにおけるビジネス展開の提案を行う場を提供。グローバルビジネスに必要な資質を開発し、産業界に必要な人材の能力開発を行うとしている。
開催の流れは、各国にて8月から11月にかけて予選会を実施。協賛企業別に敷かれたコースの課題提出内容と面接により、コース別の決勝進出チームを選抜する。決勝は12月中旬に東京で開催。各エリアの決勝進出者と共に最終課題に挑み、優勝チームが決定される。なお、コミュニケーションは全て英語で行われる。
エントリーは、公式WEBサイトを通じて受け付けている。エントリー期限は国により異なり、日本は10月まで。詳細は公式WEBサイトで確認できる。