ゲイル・フォアマンの感動のベストセラー小説『ミアの選択』を原作とする、女優クロエ・グレース・モレッツ主演『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』が10月11日に日本公開されることが11日、明らかになり、予告編とポスターが公開された。
本作の主人公は、交通事故で家族を失い、自身も昏睡状態にある17歳の少女・ミア。昏睡状態のミアの目には、ベッドに横たわる自分と幸せだったこれまでの人生と、彼女を死のふちから呼び戻そうとする人々の姿が映る。祖父母や親友、彼氏はミアに何を語り、ミアはそこから何を見るのか。そして彼女は、家族の元へ旅立つのか、独りで生きていくのか、事故発生から生きるか死ぬか決断するまでの24時間を描く。
主人公のミアを演じるのは、『キック・アス』のヒット・ガール役で注目を集め、『ヒューゴの不思議な発明』『ダーク・シャドウ』『キャリー』などにも出演するクロエ・グレース・モレッツ。彼氏役のアダムは、『スノーホワイト』のジェイミー・ブラックリーが演じる。監督は、『ファッションが教えてくれること』などドキュメンタリー作品で映画賞に輝いたR・Jカトラーが務めた。
モレッツは、原作を読み「泣いたわ。感情の描写がとてもリアルで、とにかく素晴らしいストーリーだと思ったの」と感動。カトラー監督も「理屈抜きに細胞の一つ一つに染み込んできて、心を突き動かされたんだ」と原作にほれ、「めったにない感覚だったから、自分自身がこの原作を読んだ時の感動的な体験が作品の核を決定づけている」と話している。
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