独立行政法人 防災科学技術研究所(NIED)は、同社が公開した「防災コンテスト」の参加者申し込みサイトに、意図しないフィッシングサイトが作成されていたと発表した。現在は同サイトを停止し、原因を究明している。
今回判明したフィッシングサイトは、NIEDが外部に委託していた「防災コンテスト」参加者申し込みサイトが置かれているサーバー内に独立して設置されたもの。参加者申し込みサイト自体の改ざんは確認されておらず、従って同ページからのフィッシングサイトへの誘導や、申込者の情報の流出なども、現時点では確認されていない。
フィッシングサイトの設置は2014年8月9日12時45分に判明し、NIEDは申し込みサイトの運用を停止した。現在は被害状況や侵入経路などを詳細状況を確認中という。同社はこの事態について謝罪するとともに、引き続き原因究明を行っていくとする。