今年で30年を迎え、アニメ、玩具、映画など世界中で愛されるコンテンツへ成長した「トランスフォーマー」の歴史を辿る、世界最大級の展覧会「トランスフォーマー博」が神奈川県・パシフィコ横浜で開催されている。
『トランスフォーマー博』は、8月8日より公開されている映画『トランスフォーマー・ロストエイジ』の封切りを記念して開催され、映画のシーンを忠実に再現した巨大ジオラマやプロジェクションマッピング、7メートルのオプティマスプライムや6メートルのバンブルビーなどを展示。そのほか、劇中に登場する車両が展示された「メインモール」、30年の歴史を玩具や箱絵などとともに振り返る「トランスフォーマー ラボ」、開催記念の限定グッズを始めとした『トランスフォーマー』グッズを販売する「ショッピング」など、6つのゾーンから構成されている。
「トランスフォーマー ラボ」では、『トランスフォーマー』の原点でもある『ダイアクロン』や『ミクロマン』から、「コンボイ」や「スターセイバー」といった歴代のサイバトロン(オートボッツ)総司令官、さらには「メトロフレックス」や「フォートレスマキシマス」など、これまで発売された玩具が約3,000点以上を展示。その技術の進歩とともに、玩具の歴史を振り返ることができ、当時のアニメーションや貴重な原画も公開されている。
目玉は、プロジェクションマッピングのゾーン3、そしてオプティマスプライムや実物大バンブルビーなどが展示されているゾーン4。オプティマスプライムの横には、昇降機が設置されており、約7メートルの高さまで上昇してこのオートボッツ総司令官の造形や勇姿を間近で見ることが可能。また、360度4Dバーチャル・リアリティーが体験できる「オキュラス・リフト」による映像展示もあり、オートボッツとディセプティコンによる、ド迫力の戦闘を体感することができる。そのほか、オプティマスプライムの「ピータービルト」やバンブルビーの「カマロ」や、オプティマスプライムのピータービルト、映画で初登場となるクロスヘアーズの「コルベット」、ロックダウンの『アヴェンタドール』なども展示されている。また、開催期間中には動く「オプティマスプライム」も登場するという。
『トランスフォーマー博』は、パシフィコ横浜の展示ホールにて8月17日まで開催中。入場料は、当日券が大人2,600円、高校生以下1,300円となる。詳細は『トランスフォーマー博』公式サイトまで。