ネオマーケティングは8月7日、20~73歳の男女128名を対象に実施した「コーヒーのおいしさに関する調査」をテーマとした試飲調査の結果を発表した。調査は7月19日、会場調査で行われた。
「総合評価」はローソンがトップに
同調査は、セブンイレブン、ローソン、ドトール、マクドナルト、スターバックスのアイスコーヒーを飲み比べてもらい、香りや味覚などコーヒーの一般的な要素に関する項目を比較したもの。
「総合的な評価」を10点満点でたずねたところ、平均点が最も高かったのはローソン(7.55点)で、次いでセブンイレブン(7.06点)、ドトール(6.63点)となった。「飲みやすさ」では、スターバックス(7.42点)が最も評価が高く、マクドナルド(7.41点)、セブンイレブン(7.35点)が後に続いた。
また、後味や風味についてたずねたところ、「後味がすっきりしている」という項目で「そう思う」「ややそう思う」という評価が最も多かったのはマクドナルド(76.4%)で、「まろやかな味わい」という項目ではドトール(51.0%)、「味に深みがある」という項目ではローソン(72.6%)が最も多くの評価を集めた。
「苦味」のドトール、「酸味」のセブンイレブン
「香りの強さ」についてはローソン(7.14点)、セブンイレブン(6.94点)、スターバックス(6.52点)の順で高く、「香りの好ましさ」についてもローソン(7.53点)、セブンイレブン(7.22点)、スターバックス(6.77点)と同様の順位となった。
「苦味の強さ」はドトール(7.59点)が最も高く、次いでローソン(7.41点)、セブンイレブン(7.39点)となった。「苦味の好ましさ」ではローソン(7.55点)が1位となり、セブンイレブン(6.88点)、スターバックス(6.52点)が後に続いた。
「酸味の強さ」はセブンレイブン(5.96点)、ローソン(5.18点)、ドトール(5.18点)の順に高く、「酸味の好ましさ」ではローソン(7.08点)が1位、マクドナルド(6.24点)が2位、セブンイレブン(6.20点)が3位だった。
「甘みの強さ」に関してはドトール(4.31点)が最も高く、スターバックス(4.15点)、マクドナルド(4.08点)が続いた。「甘みの好ましさ」ではローソン(6.65点)が1位となり、次いでマクドナルド(6.16点)、セブンイレブン(6.10点)となった。
「コクを感じられるか」という質問に対しては、ローソン(6.88点)、ドトール(6.24点)、セブンイレブン(6.22点)の順となり、「コクの好ましさ」でもローソン(7.29点)が1位。次いでセブンイレブン(6.55点)、マクドナルド(6.00点)という結果となった。