紀陽銀行、紀陽リース・キャピタルおよびみずほ銀行が農林漁業成長産業化支援機構と組成した「紀陽6次産業化投資事業有限責任組合(愛称:紀陽6次産業化ファンド)」はこのたび、和歌山県新宮市の「株式会社食縁(しょくえん)」に対し、第1号案件として投資することを決定した。

食縁は、新宮港埠頭(新宮市第三セクター)と自然産業研究所(近畿大学発ベンチャー)を中核に、上場企業を含めた国内有数の養殖関連事業者が連携体制を構築し、国内養殖魚の海外輸出を目指す。

同ファンドでは、今後とも、地域の6次産業化事業体への出資および人的支援を通じ、地域産業の創造および雇用創出に注力していくとしている。

投資先企業

  • 会 社 名:株式会社 食縁(しょくえん) 代表取締役 有路昌彦

  • 所 在 地:和歌山県新宮市三輪崎3006

  • 業 種:食品加工・販売業

  • 事業内容:国内養殖魚(主に鰤)をフィレ加工、機能性フィルム包装および凍結し、海外に輸出することで日本の魚食文化を発信する

投資内容

  • 投資形態:普通株式引受

  • 投資金額:134,900,000円