財務省はこのほど、2014年6月末現在の「国債および借入金ならびに政府保証債務現在高」を発表した。それによると、国債や借入金、政府短期証券を合計した国の借金は1,039兆4,132億円となり、過去最大を更新した。前期末(2014年3月末)に比べて14兆4,563億円増加した。
借金総額を総務省が推計した2014年7月1日時点の日本の総人口1億2,710万人で割ると、1人当たり約818万円になる。
内訳は、国債が前期末比10兆1,243億円増の863兆8,880億円、借入金が同8,880億円減の54兆6,167億円、政府短期証券が同5兆2,201億円増の120兆9,085億円となった。
政府保証債務現在高は前期末比4,181億円減の44兆1,146億円だった。