みんなのウェディングはこのほど、帰省する実家のある20代~40代の既婚者(両方の実家が近い人を除く)を対象に実施した、「結婚後の帰省」に関するアンケートの結果を発表した。調査は7月14日~24日に行われ、有効回答者数は428名(女性93%、男性7%)。

帰省するのは「妻の実家」? それとも「夫の実家」?

「どちらの実家に帰省するのか」

「今年の夏休みはどちらの実家に帰省する予定ですか?」と質問したところ、最も多かった回答は「妻の実家のみ(24.3%)」だった。次いで、「夫の実家のあとに妻の実家に訪問(22.9%)」、「妻の実家のあとに夫の実家に訪問(18.9%)」、「夫の実家のみ(15.95%)」と続いた。82%もの人が、少なくともどちらか一方の実家には帰省するようだ。さらに、帰省期間についても尋ねたところ、「0泊(31.1%)」がトップとなり、以下「2泊(21.4%)」「1泊(21.1%)」という結果に。およそ3割が日帰りで済ませていることがわかった。

パートナーの実家で気を遣うこと1位は「お手伝い」

「パートナー側の実家への帰省で気を遣うこと」

次に、パートナー側の実家への帰省で気を遣うことについて答えてもらった結果、「どの程度手伝いしたらいいか(60.5%)」がトップとなった。特に女性は、お料理などの家事全般において、どこまで手を出したらいいのか、出さない方がいいのか迷うところだろう。そのほか、「手土産を何にするか(48.4%)」「義理の親との会話(42.5%)」が上位となった。ちなみに、手土産の相場は1,000円~3,000円で、デパートで購入する人が多いとのこと。

妻の実家で、何かと頼りにされる夫

最後に、妻側の実家への帰省で、義理の両親から夫に対してお願いされることについて教えてもらった。「私の家族はみんな背が低く、夫は背が高いので、高いところの木の剪定を頼まれていました(20代女性 栃木)」、「ハシゴに登る作業。修理など(40代男性 神奈川)」、「力仕事や何か壊れたときなど、すぐに頼りにされています(20代女性 三重)」といった力仕事や、「旦那が車に詳しいため、車の不具合がないか見てほしいと言う(20代 女性 愛知)」、「パソコンのことや、ネットで購入してほしいもの、インターネットで航空券を取ったり、ホテルの予約など。なんでも頼まれます(20代女性 東京)」、「旦那が製薬会社の研究者なので、介護中のおばあちゃんの薬についてよく質問されます。海外の論文なども読んで調べてくれるので重宝されています(30代女性 大阪)」など、得意分野へのちょっとした相談ごとが多いよう。そのほか、「父の飲み相手。男の子がいなかったのでうれしいようです(30代女性 東京)」という声も寄せられた。