東京でバル「ビストロ ヴァンテオ」を展開しているティクリエはこのほど、東京都・恵比寿に「GALETTE STAND(ガレットスタンド)」をオープンした。
テークアウトでもワインのつまみでも
ガレットはフランスでは定番の料理で、日本人にもなじみのあるそば粉を使用している。同社のオーナーシェフ、仲道敏夫氏は、格式ばったものではなく、日本そばのようにもっと手軽に、身近に楽しむべきだと考え、昼は「テークアウト」や「ランチ・カフェ」として、夜は信州牛や野菜を用いた「ビストロの1メニュー」として楽しめるようにしたという。
テークアウトガレットは、同氏が1年かけて開発。ランチ・カフェタイム限定で販売する。通常、ナイフとフォークで食べるガレットを片手で気軽に食べられるよう、テークアウト用にアレンジし、今までにないガレットスタイルを楽しむことができるようにした。
そば粉は、信州(長野県飯島町)の契約農家から仕入れる自然派農法の玄そばを使用しており、店内の石臼で挽く。オリジナルの配合で生地を仕込み、フランス直輸入のガレットマシンを用いて熟練のクリーピエ(クレープ職人)が焼き上げる。
おもなガレットメニューは、「コンプレット(ハム、卵、グリュエール)」、「ユイットル(カキ、ほうれん草、グリュエール)」、「サンジャック(ホタテ、長ネギのクリーム煮)」、「キャトルフロマージュ(ブルーチーズ、パルメザンチーズ、カマンベール、グリュエール、ハチミツ)」など。価格は各500円(税別)。デザートガレットも3種類(塩キャラメル、チョコバナナ、フレッシュオレンジ)用意する。
所在地は、東京都渋谷区恵比寿4-9-5のマンションニュー恵比寿1階。営業時間は11時30分から~24時までで、定休日はない。取り扱いメニュー は、ガレット、フレンチビストロ料理、シードル・ワイン・カクテル・ビールなど。価格帯(税別)は、500円~3,500円。