東京都福生市に、ハンバーガー好きなら一度はチャレンジしてほしいビッグサイズメニューがある。その名も「タワーバーガー」。名前の通り、皿の上にどこまでも高くそびえ立つハンバーガーだ。
米軍の管制塔をハンバーガーで表現
そのハンバーガーを食すことができるのは、JR青梅線牛浜駅徒歩13分の「デモデダイナー 福生店」。福生といえば都心からはだいぶ離れるので、訪れたことがある人は少ないかもしれないが、在日アメリカ空軍横田基地がある土地だという認識はあるだろう。実は、同店名物のタワーバーガーが生まれた理由も、横田基地と関係しているという。
時は2001年のこと。土地柄、アメリカテイストの飲食店や洋服店が多いこの街の名物になるものを作れないかと考えたスタッフたちが、福生の象徴ともいえる米軍の管制塔をハンバーガーで表現することを思いついたのだという。
そしてできあがったのが、とりどりの具材が積み上げられたタワーバーガー(5,400円)。肉厚ジューシーなハンバーガーは、なんとぜいたくに4枚も使用。自家製BBQソースとマヨネーズがたっぷりトッピングされ、見た目のゴージャスさにもほれぼれさせられる一品だ。
まずは撮影、それからシェアして制覇
その圧倒的な存在感ゆえに瞬く間に人気に火がつき、地元の若者のみならず同市や近隣に住むアメリカ人たちにも評判となった。とはいえかなりのボリュームゆえ、当然、ひとりで食べきるのは難しいため、2、3人でシェアする客も多いのだとか。
「おひとりでもご注文いただけるよう、食べきれなかった場合は持ち帰りもしていただけます。写真撮影を楽しんだあとは、バラバラにして食べると食べやすいですよ」と店の対応も慣れたもの。
また、もちろん通常サイズのバーガーも種類豊富にそろっているので、一度撮影に興じて満足したあとは、味のラインナップを制覇することにチャレンジするのもいいかも!
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極コーポレーション
※記事中の情報・価格は2014年7月取材時のもの。価格は税込