俳優の生田斗真と小栗旬が、TBS系2015年1月期ドラマ『ウロボロス』で、8年ぶりに連ドラ共演を果たすことが8日、明らかになった。
原作は、『月間コミック@バンチ』にて連載中の警察エンターテインメント漫画『ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ』(神崎裕也著)。普段はさえない刑事だが、圧倒的身体能力を持ち、スイッチが入ると常人離れした格闘能力で悪を粉砕する主人公の龍崎イクオを生田斗真が演じ、イクオの相棒で、明晰な頭脳とクールな立ち居振る舞いで裏社会をのし上がっていくヤクザ・段野竜哉を小栗旬が演じる。
児童養護施設・まほろばの家で育った孤児のイクオと竜哉は、姉のように面倒を見てくれていた施設職員の結子先生を、小学生の時に目の前で何者かに殺される。2人は警察に証言するが、"金時計"をした警察関係者に握りつぶされる。そして15年後、イクオは新宿第二署刑事課の刑事となり、竜哉は暴力団幹部にのし上がった2人の目的は、事件をもみ消した"金時計の男"を警察内から探し出し、真実を探り出し、警察の闇を暴くことだった。
警察とヤクザという対局にいながら、だれにも知られてはいけない相棒として"恩人のあだ討ち"を目指す、龍崎イクオと段野竜哉の"2匹の龍"を演じる生田と小栗。生田は「5年ほど前、原作がまだ2巻しか出ていなかった頃からのファン」で、「やりたかった!」という。そして、長い友人でもある生田と小栗の連ドラ共演は、2007年7月期『花ざかりの君たちへ』(フジテレビ系)以来、約8年ぶりとなる。
生田は「もし自分がイクオをやれるならば、竜哉はこの人しかいないと思っていた小栗旬さんとの共演もかない、興奮がとまりません」と喜び、「2人共、すでにかなり気合が入っているので、期待して来年1月を待っていてほしいです。2015年、小栗旬とやってやります! この作品で爆発したい!」と気合十分。小栗も、生田との共演が「とても楽しみ」だと言い、「生田さんもいい仕事をされてきているので、現場でみて、成長を驚きたいです」と期待している。
(c)神崎裕也/新潮社