ニコンイメージングジャパンは、ニコンFXフォーマットのデジタル一眼レフカメラに対応した超望遠レンズ「AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VR」を8月28日に発売すると発表した。希望小売価格は1,375,000円(税別)。
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AF-S NIKKOR 400mm f/2.8E FL ED VRは2014年5月に発表された製品で、焦点距離400mmのニコンFXフォーマット対応超望遠ズームレンズ。製品発表時には8月とされていた発売日が、今回正式に決定した。
蛍石レンズ2枚とEDレンズ2枚、ナノクリスタルコートが採用され、高い光学性能を実現するレンズ。鏡胴はマグネシウム合金を使用し軽量化している。そのほか、高速連続撮影時に安定した露出制御が行える「電磁絞り機構」、スポーツなどで動きの激しい被写体を撮影する際に有効なVRモードとして「スポーツモード」を搭載。なお、VR機構の手ブレ補正効果は4段分となっている。
主な仕様は、焦点距離が400mm、最大絞りがf/2.8、レンズ構成が12群16枚(蛍石レンズ2枚、EDレンズ2枚)、画角がFXフォーマットで6度10分、DXフォーマットで4度となっている。本体サイズは最大径が約159.5mm、長さが358mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで)、重量は約3,800g。
また、テレコンバーター「AF-S TELECONVERTER TC-14E III」の発売日も8月28日に決定したことがあわせて発表された。AF-S TELECONVERTER TC-14E IIIは焦点距離を1.4倍伸ばすテレコンバーター。撥水性、撥油性に優れるニコン独自のフッ素コートを採用する。
レンズ構成は4群7枚で、マウントは前側がAF-Sレンズ専用マウント、後側がニコンFマウントとなっている。本体サイズは最大径が約64mm、長さが24.5mm(バヨネットマウント基準面の間隔)、重量は約190g。
希望小売価格は57,500円(税別)となっている。