歌手のMay J.が9月3日に発売するニューシングル「本当の恋」のミュージックビデオ(以下MV)に、サッカー日本代表の内田篤人選手が体育教師役として出演していることが7日、明らかになった。
数年前よりMay J.のファンで、試合や練習の前後にMay J.の楽曲を聞いていたという内田選手。ブラジルW杯直前の4月には、内田選手が「May J.に曲を作ってほしい」と依頼し、内田選手の心情やキーワードを元に、作詞家の松井五郎氏とMay J.が歌詞の世界観を作り上げ、「光のありか」という楽曲が誕生した。その縁で、今回はMay J.が内田選手にMV出演を依頼した。
今作のMVは、"運命"をテーマに3部作で構成され、内田選手演じる体育教師が放ったボールの行方が、15歳の少年と少女の20年後の再会とその運命を分ける。シングル「本当の恋」に収録される特別映像『本当の恋-Episode 0-』では、少年と少女の出会い、そして運命の分かれ道までが描かれ、10月発売予定のアルバム『Imperfection』に収録される「本当の恋」「unshine Baby!」「つかのまの虹でも」の3曲のMVで、3つの未来の物語が続編として描かれる。
内田選手は「サッカー選手でなかったら学校の先生になりたいと思っていたので、先生役を演じることができてうれしかったです。普段サッカーしかやっていないので、こういう演技のお仕事はなかなか機会が無いので気分転換になります」と初のMV出演を楽しみ、「一生懸命やったつもりなので、May J.さんの曲も楽しみながら僕の演技も気にかけてもらえたらいいなと思います」と話している。
シングル「本当の恋」には、内田選手のMVの撮影風景を記録した、10分を超えるメイキング映像も収録。撮影の合間に生徒役の子役たちとサッカーをするなど、素顔の内田選手を見ることができる。また、アルバム『Imperfection』には、内田選手のオファーにより誕生した「光のありか」も収録される。