ハミングヘッズは7日、同社が提供するセキュリティ対策ソフト「ディフェンスプラットフォーム(DeP)」の最新版(Ver.3.3.20)の提供を開始。同ソフトの使い勝手を向上させる新機能が利用できるようになった。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Windows Server 2003 R2 / 2008 / 2008 R2。

「ディフェンスプラットフォーム(DeP)」は、マルウェア対策や脆弱性対策など総合的なセキュリティ機能を提供するソフトウェア。APIを常時監視し、ウイルスを補足する「割込み型迎撃方式」を採用する点が特徴。現在、ホームエディションおよびビジネスエディションが提供されている。

最新版では新たに、ウイルス・標的型攻撃に対し他のDePユーザがどう対処しているか統計情報を表示する「警告パネルお助け機能」を提供。さらに、青は「特に問題なし」、黄は「状況により対応が必要」、赤は「早急に対応が必要」といったように、グラフィック表示でPCの状態を把握できる「システムパネル」も追加する。これら2つの機能はホームエディション/ビジネスエディションで利用可能。

未知のウイルスや標的型攻撃を捕捉した場合に「他のユーザーがどのような処理を行ったか」を統計結果として表示する「警告パネルお助け機能」

赤青黄でPCの状態を表示するほか、CPUの処理速度や通信速度などのPCパフォーマンスを確認したり、セキュリティレベルをチェックすることも可能

このほか、ビジネスエディションのみ「パネル情報リアルタイム一覧表示ツール」も用意。同機能では、管理者がクライアントで表示されている警告パネルの情報をリアルタイムに取得・管理することができる。