岩手県商工会連合会は8月1日~2015年2月8日まで、東京都台東区・浅草「EKIMISE」7Fで、岩手県の伝統工芸品のアンテナショップ『「灯す。」マーケットいわて』を6カ月間の期間限定で開店する。
復興支援への感謝の気持ちとともに、岩手の商品を届ける
同店は、復興支援への感謝の気持ちとともに首都圏の人々へ岩手の商品を届けるアンテナショップ。
岩手県では東日本大震災から3年が経過し、多くの企業が事業再開にこぎつける一方、依然として縮小した販路の回復への大きな課題が残っている。
同連合会ではこのような現状を打開すべく、岩手県内の商工会地区の中小企業支援策として、これまでも首都圏など大規模消費地での短期出店を展開してきた。震災により甚大な被害を受けた岩手県だからこそ、地域を支える復興の灯りをひとつひとつ灯すことが同連合会の使命と考えているという。なお、首都圏における6カ月間ほどの長期常設店舗の開設は、同連合会としては初の試みとなる。
今回は、南部鉄器、岩谷堂箪笥、漆器類、染物、木工品、陶器、民芸玩具など、岩手県の歴史と文化とともに守り伝えられてきた伝統工芸品を中心とした約400品目の出品を予定している。
また、岩手県から実際に伝統工芸品の伝承・製作に携わる職人を浅草に呼び、アンテナショップ内での実演販売を毎月1企業以上実施する。
開催日時は、8月1日~2015年2月8日 10時~20時。会場は、EKIMISE 7F(東京都台東区花川戸1-4-1)。