「とんかつマックバーガー」のオリジナルソースをユーザーと共に創り出す日本マクドナルドの新企画「みんなのとんかつソース開発プロジェクト」。第1回会議は6月15日に開催され、第2回会議は6月22日に開催された。これまでの様子はこちら

マクドナルド「みんなのとんかつソース開発プロジェクト」第2回会議

代表に選ばれたのは「コクまろジンジャー」「ごまかつ」

会議に集まったのは、一般公募で全国から選ばれた主婦や学生、会社員など20代から50代までの15名(第1回会議と同じメンバー)と彼らをまとめる班長、そしてソースサプライヤー、マクドナルドクルー、マクドナルドメニュー開発担当者。このメンバーで今回は「みんなのとんかつソース開発プロジェクト」の代表ソースになる2種類を決定した。

まず、マクドナルドメニュー開発担当とソースサプライヤーにより用意されたのは、"全く新しいソースをつくる"というテーマのもと、前回会議のディスカッションで選出された「ネギ塩ソース」と「ごまかつソース」。これらは、味わいの異なるものが2種類ずつ用意されたので、ユーザーたちはAグループとBグループに分かれ、1種類のソースに絞り込む作業に入った。

「ごまかつソース」

さまざまな味わいのソースを試食する中で、好評だったのは「白ゴマではなく、黒ゴマをベースにしたソースを」とのリクエストから誕生した「ごまかつソース」だった。メンバーからは、「黒ゴマの香ばしさがいい!」「キャベツとの絡みがよく、とんかつと合う」といった意見が聞かれた。

食べ比べたソース

さらに、前回のディスカッション後に改善された4つのソースも試食、上述の2種類と合わせ、計6種類から、2種類に絞り込む話し合いが行われた。意外にも、「さっぱり感が良い」などの意見から前回人気の高かった「もみじおろしソース」に対しては、「トウガラシの味が思ったより辛いかも?」などのシビアな声が。驚くことに、AグループもBグループも意見が一致し、最終的に代表に選ばれたソースは、「コクまろジンジャー」(1位)、「ごまかつ」(2位)となった。※「コクまろジンジャー」は、「まろやかジンジャー」に名称を変更。

マクドナルド60店舗でとんかつソースの人気投票を開催

試食用メモにびっしり書き込まれた意見

会議の最後に、日本マクドナルド メニューマネジメント部の上田寛子さんは、「始めは代表ソースが決まらなくて、もめたらどうしようと思っていたので、まさかみんなの意見が一致する結果になるとは、と驚いています」とコメント。「想像していなかったアイデアが出るなど、開発側にとっても勉強になるプロジェクトでした」と笑顔を見せていた。

なお、日本マクドナルドは8月4日から、「みんなのとんかつソース研究会」から生まれた2つの"共創ソース"を全国のユーザーに食べ比べて、一番好きなソースに投票してもらう、「とんかつソース全国大品評会」をマクドナルド店舗60店限定で開催中。1位になったソースは、年内に再発売を予定している「とんかつマックバーガー」のソースに採用される予定だ。

用意される共創ソースは「ごまかつ」「まろやかジンジャー」と同社オリジナルソース「すりおろし野菜」。これらを添えた「食べくらべとんかつマックバーガー 3種のソースつき」(単品399円、セット699円 ※店内でのみ用意)を販売している。ソースのかかっていないバーガーに別添の3種類のソースを付けて食べ比べるという、今までのマクドナルドにはない新しい方式で食べ比べを楽しみつつ、人気投票にも参加できる。

候補ソース

詳細は、「みんなのとんかつソース研究会」WEBサイトへ。